芸人の中ではあまり政界と縁がなかった明石家さんまに選挙への出馬情報が流れている。今月12日にさんまが司会を務める大阪・毎日放送『痛快! 明石家電視台』の収録に橋下徹大阪府知事がゲスト出演したことがきっかけとなっている。


 これまでさんまの番組に橋下知事が出演するというケースは考えられなかった。というのも橋下知事は紳助一門だったからだ。紳助の手がける『行列のできる法律相談』(日本テレビ)などにレギュラー出演していたうえに「業界では紳助とさんまの仲があまり良くないことは常識ともいわれるくらい。だからプロデューサーも相当に気を使っていた。間違っても紳助とさんまの共演には積極的ではなかった」(テレビ関係者)

 だからこそ、さんまの番組に橋下府知事が姿を見せるケースは画期的だったのだ。前出テレビ関係者が続ける。

「どうもさんまの方から出演依頼をしたそうですよ。昨年、ビッグスリーと呼ばれるたけし、タモリ、さんまの出演する番組が軒並み視聴率ダウンとなり、さんまの尻にも火がついてしまった。将来に不安を感じたさんまが政界出馬も視野に入れて動き出したのではないか、とささやかれています」

 大阪出身の芸人が政治家になったケースでは、西川きよしはともかく、横山ノックのセクハラ騒動で「なんとなく悪いイメージがついてしまっています。さんまがそのイメージを払拭することに成功すれば、自身の評価もぐんとアップする。今回ばかりはさんまの政界進出という可能性は大いにありえますよ」と指摘するのは芸能プロ関係者。その談も、にわかに真実味を帯びてきたということか。



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