覚醒剤の所持・使用の罪で起訴された女優・酒井法子の38年間の、知られざる波乱の半生を綴った書籍『酒井法子 孤独なうさぎ』(双葉社)が10月9日に出版されることがわかった。

 同書の執筆者は、芸能ジャーナリストの渡邊裕二氏。

渡邊氏は24年間、酒井の番記者を務め、誰よりも彼女を知る人物だ。大手芸能プロ幹部が明かす。

「おそらく渡邊さんくらい酒井を取材してきた記者は他にはいないでしょう。デビュー以来、酒井のすべての"秘密"を知る人間は、今やサンミュージックの相澤正久副社長と渡邊さんぐらいのものではないでしょうかね」

 渡邊氏は、自身が「ギョウカイヘッドロック」という芸能ブログを開設しているが、酒井が失踪し、逮捕されるまで連日スクープ情報を連発し、同サイトのアクセス数は 1日10万PVに上ることもあった。

 その渡邊氏がブログ上でも書けないぐらい過激な、酒井のすべてを同書に綴ったというのだから期待できる。すでに同書に目を通したという夕刊紙記者が明かす。

「本の中で一番衝撃的なのは、酒井が元恋人の脚本家・野島伸司に"ストーカー"され、復縁を迫られていた新事実が明かされていることではないでしょうか。そして、酒井と野島の間に入り、酒井を守ろうとしていたのが、 2000年に自殺した彼女の担当マネージャーの溝口氏ですよ」

 同書には、溝口マネージャーの衝撃的な死の真相も綴られているという。

「それだけではありません......。本には酒井の事務所先輩・松田聖子との確執。酒井のデビューに影響を与えた岡田有希子の自殺、親友・工藤静香とのケンカ別れ秘話、シンディー・ローパーやマイケル・ジャクソンに酒井が憧れ、全米デビューを夢見ていたことなどが記されているといいますよ」(同)

 また、逮捕直前に酒井が、「公衆電話から大物女性芸能人2人に連絡を入れていたことが明かされているんですが、このことは警察当局も把握しており、今後、酒井事件から芸能人のクスリ常習者を摘発する一つの材料になるのではないか、と見ているようですよ」(同)

『酒井法子 孤独なうさぎ』には、こうした芸能界クスリ汚染に繋がる「酒井の交遊相関図」や、大物男性芸能人とのツーショット写真なども収められるというスキャンダラスな内容となっている。ここに来て、酒井関連の本が続々と出版しているが、その決め手となるのか?



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