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 昨年を代表する"お騒がせ男"玉置浩二の近況が、まったく聞こえてこない。不思議に思って、関係者を取材したところ、玉置の精神状態は年末から悪化の一途を辿っていることが明らかになった。

 さらに、7月に玉置と電撃入籍して、芸能活動休止中の青田典子が、周囲に「芸能活動を再開したい」と言っているという。予想通り、"スピード離婚"の匂いがしてきた。

 一昨年の12月に「安全地帯」としての活動を再開した玉置。昨年5月には、昔から玉置のファンだったという元C.C.ガールズの青田と再会。即、交際が始まった。

 青田との交際開始後、報道陣の前に現れた玉置は、異常なハイテンションで青田とイチャイチャしながら、彼女が所属する「オスカープロモーション」の古賀誠一社長を"爺さん"呼ばわりして、「事務所は何もやってくれなった」と批判した。

いわば、古賀社長は青田の芸能界における育ての親で、彼女をC.C.ガールズに抜擢したのも古賀社長の意向だし、グループ解散後、仕事がなくなった青田をバラエティー番組などで再生させたのもオスカーの力があったからこそ。横から出てきて、青田をかっさらっていった玉置に批判される筋合いはない。

 しかし、この玉置発言にオスカーは「相手にしても仕方がない」と静観した。というのも、オスカーは、玉置が躁鬱病で、感情の起伏が激しいことを熟知。青田の熱が冷めるのも時間の問題とだと見ていたようだ。その後、青田が「私の判断で、玉置さんの健康面を支えていきたいと思い、芸能活動を自粛したい」と申し入れてきたときも、オスカーはすんなりと受け入れた。

ところが7月に入籍後、青田は携帯電話の番号まで変えてしまい、事務所との連絡を絶ってきたという。

 一方、玉置はコンサートツアーが始まると、躁状態のときは問題を起こさなかったが、鬱状態になるとメンバーとステージ上で喧嘩。観客にまで暴言を吐いて、コンサートを中止するというトラブルを起こし、公私にわたって、芸能マスコミの格好の餌食になって、世間を賑わせてきた。

 ところが、歌舞伎界のプリンスといわれた市川海老蔵の殴打事件以降は、スッカリ影が薄くなってしまった。12月の初めにフジテレビの『2010 FNS歌謡祭』をドタキャン、お騒がせ振りは変わらなかったが、そんな玉置をマスコミが見限ってきたきらいも出てきた。

 玉置を知る音楽関係者は「ここ数年、年末になると鬱状態が激しくなります。

レコーディングには支障はありませんが、人前に出すと何を言い出すかわからないんで、怖くてテレビなどの仕事は控えてますよ」と言う。

 また、オスカー関係者は「玉置のブレーンを通じて、青田が『仕事がしたい』と言ってきたんです」と最新情報を伝えてくれた。結婚して、芸能活動を休止していたタレントが活動再開するときは、必ずといっていいほど、背景に離婚の危機を抱えている。ましてや、玉置のこれまでの女性遍歴を知る芸能関係者は、青田と入籍した当初から、結婚生活は長くは続かないと言っていた。オスカーの本音もそうだっただろう。

 しかもだ。

青田は安全地帯の新アルバムが売れれば、玉置と結婚生活もセレブなものになると思い描いていたのかもしれない。実際にアルバムは売れた。しかし、ウハウハなのは所属レコード会社のユニバーサルミュージックだけ。玉置は自ら招いたコンサート中止のキャンセル料、それに元カノの石原真理への慰謝料支払いの噂もあって、生活が楽ではないことは想像に難くない。それだけにオスカーは、青田がいつ戻ってきてもいいように休業を認めたのだ。ところが、青田は親の心、子知らずで、事務所との連絡を絶ってしまっている。
そんな人間が、今さら「仕事がしたい」と言うのは、あまりにも虫が良すぎるような気がしてならない。

 今後、玉置が世間を騒がせるとしたら、それは離婚騒動が勃発したときであるような気がするのは、筆者だけだろうか。
(文=本多



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