『はじめまして、こんにちは。』(SDP)

 自身のTwitterでフジテレビを批判して物議を醸していた俳優の高岡蒼甫が7月28日、所属していた大手芸能プロ「スターダストプロモーション」を退社したことをTwitterで発表した。

「高岡はTwitterのフォロワーからの『自主退職なのか解雇なのか』という質問に『自分からは切り出してはいません』と明かしているため、事実上のクビ。最近、同事務所をクビになったのは薬物疑惑もささやかれたエリカ様こと沢尻エリカぐらい。同事務所のH社長は稼いでさえいればプライベートにはある程度寛容だが、今回の件はよほど腹に据えかねたのだろう」(スポーツ紙デスク)

 うまい具合に高岡を"やっかい払い"した同事務所。今後のフジとの関係修復を図りたいところだが、高岡のようにいつ爆発するか分からない"爆弾"を多数抱えているという。

「同事務所は早くから反バーニングを打ち出し、事実上、バーニングが音頭を取ってまとめている日本音楽事業者協会(音事協)に未加入の独立系。にもかかわらず、実力派の役者陣をそろえ、映画事業への出資や積極的な音楽事業の展開で急成長し、今や200組以上を抱える大所帯となっただけにタレントの管理が大変。

それだけに、H社長はある程度"放任主義"だったのだが......」(芸能プロ幹部)

 そうしているうちに、沢尻や高岡のような"問題児"が出てきた。「もともとH社長は『ヤンキーは芸能界で成功する』という持論を持っていて、いま同事務所の主力組は過去にかなり"やんちゃ"だったタレントが多い」(同幹部)というが、そんな"爆弾"の1人が柴咲コウだというのだ。

「柴咲がTwitterをやっていることはあまり知られていない。そのため、フォロワーは約3万6,000人と超有名人にしては少ないが、よくよく書き込みをみると反原発を全面的に打ち出している。震災後は東電社員の内部告発が掲載されたブログや反原発の急先鋒・河野太郎のコメント、女優の松田美由紀がつぶやいた東電批判を自分のフォロワーに広め、6月中旬には自身の言葉で"皆は増税に賛成?""リアルタイムで見られなかった『自然エネルギーに関する総理・有識者オープン懇談会』を見た"などと書き込んだ。今後、CMの仕事に影響しなければいいが」(広告代理店関係者)

 また、同事務所の所属で二児のママである山口もえは、夫でIT起業家の尾関茂雄氏が今年6月に無許可でキャバクラを営業していたとして風俗営業法違反容疑で警視庁に逮捕された。

結局処分保留で釈放されたものの、「尾関氏が絡んでいるとされる横領事件が公判中。被告が公判で尾関氏の名前を出しているので、今後の展開次第では離婚が避けられない」(週刊誌記者)。

 さらに、最近すっかりテレビから遠ざかった俳優の市原隼人は、「一時期、常にありえないハイテンションである疑惑が浮上。テレビで使いづらくなったようだ」(同記者)という。

 若手女性タレントも今後、スキャンダルが噴出する可能性が高いようで「藤井リナは市川海老蔵暴行事件の当日に同じ飲食店に居合わせ、海老蔵に暴行を加えたグループとの接点が浮上。売り出し中の大政絢は一時期、ドラマで共演したKAT-TUNの亀梨和也との交際説が浮上。

NHKの朝ドラのヒロインで清純派で売っていた本仮屋ユイカは先日、写真誌で泥酔してイケメンとトイレに入る姿を報じられた」(女性誌記者)

 同事務所の対マスコミ戦略は「広報担当のS氏はサンスポ・スポーツ報知とべったりだが、後はことごとくダメ」(同記者)というだけに、"敵"だらけ。今後も、どんどんきわどいスキャンダルが出てきそうだ。



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