「今年最も活躍した芸能人」と言っても過言ではないのが、ドラマやCMなどで大ブレークした天才子役・芦田愛菜だ。浮き沈みが激しい芸能界だが、業界内では「愛菜ちゃんは来年も安泰」という声が聞こえてくる。

一体どういうわけなのか?

 今年の芦田の活躍はとにかくすごかった。4~6月クールで放送されたドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)が高視聴率を獲得したのをはじめ、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』にも出演するなど引っ張りダコだ。

 さらに現在でも、木村拓哉主演のドラマ『南極大陸』(TBS系)に出演中。その上、鈴木福と一緒に歌った『マルモのおきて』の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」(ユニバーサルミュージック)も大ヒットした。

 これだけ活躍すると来年どうなるか心配になるが、芸能プロ関係者は「"芸能界のドン"の寵愛がすごいですからね。今でも愛菜ちゃんのいる現場にはよく顔を出している。

いつも笑顔で、まるで孫を見るような柔らかい表情をしているんですよ」と証言する。

 "芸能界のドン"と言えば、言わずと知れたバーニングプロダクションの周防郁雄社長だ。

「周防社長の後ろ盾で『NHK紅白歌合戦』も早々と当確。今年は『暴力団とつながりのあるアーティストを出せない』とNHKは頭を抱えているが、子どもは関係ないですから」(テレビ局関係者)

 周防社長は昨年、「トイレの神様」(キングレコード)でブレークした歌手・植村花菜を猛プッシュしたことで知られる。植村は『紅白』にも出場したが今年はヒット作に恵まれず、今回の出場は絶望的と見られている。

「確かにブレークした昨年に比べ、今年の植村は落ち目になった印象がある。

ただ、植村の場合、周防さんは『トイレの神様』という歌に惚れ込みプッシュしただけで、植村自身をプッシュする気はなかったようだ。一方の愛菜ちゃんは、本人を気に入っているから、来年以降もプッシュし続ける気満々ですよ」(音楽関係者)

 "ドン"がいかに芦田をかわいがっているのか、こんな話もある。

「愛菜ちゃんの来年のカレンダーが先日、発売されたんですが、何月にどの写真を使うのか、周防さん自ら選んでいたんです。周囲にいる関係者に『どれがいいと思う?』なんて聞きながら、うれしそうに何枚かの写真を見せていたそうです」(前出の芸能プロ関係者)

 来年のカレンダーの写真を"ドン"自ら選んでいるという現状を見る限り、芦田の人気はまだ続きそうだ。


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