10月に俳優の反町隆史と女優の松嶋菜々子夫妻の愛犬・ドーベルマンが同じマンションの住人にかみつき、住人が転居したため賃料収入を失ったとして、都内のマンション管理会社が損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(高世三郎裁判長)は夫妻側に1,725万円の支払いを命じた。5月の一審では385万円だった賠償額が、一気に4倍以上に跳ね上がった形だ。

「もともとドーベルマンを飼いたがったのは反町だったが、マンションの規約に抵触していることもあって、松嶋は反対していた。そこにきてこの訴訟沙汰だから、2人の関係は冷え切っている。今回の訴訟に関しても、やりとりは互いの弁護士を通して行われたようだ」(週刊誌記者)

 というのも、反町は現在、トラブルの発端となった愛犬を連れて家出状態。琵琶湖のほとりにある別荘で独り暮らしを満喫しているのだという。

 一方の松嶋は、本業の女優業でゴタゴタが続いている。来年1月スタートで主演予定だった日本テレビの連ドラ出演のドタキャンを、「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた。

「ドラマは菜々子が主演で大ヒットした『家政婦のミタ』と同じチームが制作し“打倒・テレ朝”を目標に掲げていたが、あまりにも非常識なドタキャンに、局の上層部は『もう、菜々子は使わなくてもいい』とカンカン。『ミタ』がヒットした途端、ギャラを吊り上げて、ただでさえ松嶋を起用しにくい状態だっただけに、もうしばらくドラマのオファーはなさそう」(日テレ関係者)

 おまけに、「週刊新潮」(新潮社)11月14日号では、菜々子はナレーションを務めた映画『GATE』の監督が深刻な金銭トラブルを抱えていることも報じられ、踏んだり蹴ったりの様子。

「今後、トラブルが拡大すれば松嶋にも飛び火することは確実で、最悪の場合CMの契約打ち切りに発展する可能性もある」(前出・週刊誌記者)

 公私でトラブルに悩まされ、夫・反町は“低視聴率男”のレッテルを貼られて仕事がないにもかかわらず、悠々自適のその日暮らしとなれば、松嶋の不満も爆発寸前といったところ。結婚当初は誰もが羨む美男美女夫婦だったが、別れの時は近いかも!?