永田町にある国立国会図書館で、女性タレントの目撃情報が相次いでいる。
「菅野美穂さんが夫の堺雅人と来ていてビックリ」
「元モーニング娘。
「あれは絶対にエビちゃん(蛯原友里)だった」
「Perfumeのかしゆか(樫野有香)が、なぜか図書館に」
どこまでが事実かは分からないが、TwitterやSNSでのタレント目撃情報で国会図書館でのものが数多く見られるのだが、目撃談の多い新館4階は大手新聞、全国の地方新聞が網羅されている「新聞資料室」があるところで、現場へ行くと女性タレントではないが、テレビでおなじみのコメンテーターの姿は見られた。
名前を伏せる条件で話を聞くと「週に2度は通っているが、タレントの方も結構見かける」とのことだった。
「女優さんが出演作の参考になる過去記事を読みあさっていたこともあったし、アイドルが自分の掲載された過去記事を探していたこともあった。おバカタレントで知られる女性が、意外にもバラエティ番組で使うネタのヒント探しに来ていたこともあった」
意外に人気の国会図書館だが、中には「美人スタッフを女性タレントと見間違えた人もいた」という話だ。
実際に赤いエプロン姿の女性スタッフを見てみると、確かにルックスはアイドル顔負けの愛嬌があった。彼女たちと接触するには、新聞記事のコピーを頼まなくてはならないが、頬を赤らめながら彼女に記事コピーを頼んでいた大学生に話を聞いたところ「特に3人の美女がいて、学生の間でもちょっとした話題になってます。
一説には美人スタッフをそろえているのは来訪者に気難しい文化人や識者などが多く、そうした人への柔らかい対応のためだといわれるが、それを図書館の広報に聞いてみたところ「ご指摘のような特別な理由はありません」と否定された。
館内は写真撮影もスタッフとの私語も禁止で、当然それ以上の接触は不可能。不穏な行動があれば、すぐに警備員がやってくる。実はここがタレントの利用が増える利点なのだと前出コメンテーター。
「以前、ある大物女優が来たときは来訪者が携帯電話のカメラで撮影しようとして、その瞬間に警備員が割って入っていた」(同)
ちなみに筆者が長々と張り込んだ中で見かけた有名タレントは、俳優のえなりかずきだけだった。
(文=ハイセーヤスダ)