「ウソの限界」

 ある番組で有吉弘行からそう吐き捨てられた、“ゆうこりん”こと小倉優子。それ以前から自身でも“こりん星のお姫さま・りんごももか姫”というキャラを演じることに行き詰まりを感じていたといい、2009年に「こりん星やめます」とのコメントを発表してお姫様キャラクターを封印。

その後、結婚・出産を経てからは、メディアへの露出もセーブしていた。

 しかし、今月1日から放映が開始された、アプリゲーム『ポケコロ』の新CMで、突如としてお姫様キャラを解禁して話題になっている。

 『ポケコロ』は“小さな星に住む自分のキャラクターや星、お部屋を1万5,000点以上あるアイテムでかわいく着飾りながら、友達とコミュニケーションを楽しめる”というコンセプトのアプリゲーム。その中で使用できるという“こりん星”をプレゼントする、という趣旨のCMで「こりん星、なかったと思ってますよね? だから作っちゃいました」と、往時を彷彿とさせるぶりっ子口調を披露。自信満々の笑みを画面に向けるのだが、これに対する世間の反応は、やはりシビアなもの。

「子持ちで30過ぎの女が何やってんだ」
「おれの青春を返してくれ」
「時の流れが残酷だということを、これほどまでに感じたことはない」
「やめてくれ、悲しくなる」

 などと、小倉のお姫様キャラを知る世代からの辛辣な意見が寄せられている。
また一方では、「こりん星って何?」「なんだかわからないけど、不気味」などと、そもそも小倉の存在自体を知らない若い世代から、ただの意味不明な“イタイ”女に見られてしまっているようだ。

 この突然のお姫様キャラ解禁について、芸能関係者は以下のように語る。

「出産を終えてからママタレ枠で芸能界復帰をもくろんだようですが、いまやママタレは飽和状態。入り込む余地はないと見て、“子持ちだけどお姫様キャラ”というギャップを狙い、お姫様キャラを解禁したのではないですかね」

 果たして、小倉のもくろみ通り新規キャラ開拓となるのか、あるいは何事もなかったかのように黙殺されてしまうのだろうか? 業界内ではすでに、今回の小倉のCM起用に“イマサラ”感が否めないという意見が大半のようだが――。