独立騒動が尾を引く能年玲奈改め、のんが死に物狂いだ。

 6月いっぱいで所属事務所「レプロエンタテインメント」との契約は満了したかに見えたが、その後もレプロ側が契約継続を訴えるなど、トラブルは一向に解消されない。



「騒動の原因がレプロに無断で個人事務所を立ち上げたことですから、トラブルが解消されるまでテレビには出られないでしょう。先日、アニメ映画の声優挑戦がニュースになっていましたが、大手メディアはどこも大きく扱わず。改名後も、状況は好転していません」(テレビ関係者)

 発売中の「フライデー」(講談社)のインタビュー記事では金欠ぶりも告白するなど、窮地に立たされているが、それでもひと筋の光明はある。

「これまでNHK朝ドラあまちゃん』で共演した小泉今日子さんが彼女を救うのでは? とみられていましたが、実は小泉さんよりも、渡辺えりさんが彼女のことを気にかけているんです」(スポーツ紙記者)

 渡辺は堤真一高橋克実らが在籍する「シス・カンパニー」の所属だが、どちらかといえば「劇団3○○(さんじゅうまる)」の主宰者だったイメージが強い。

「最近はコメンテーター的な立ち位置でテレビに出ることも多いが、元来は根っからの舞台人。女優業だけでなく、脚本や演出を手がけることもある。
今年3月には、日本劇作家協会の副会長にも就任している。そんな彼女が、のんさんに救いの手を差し伸べようとしているそうです」(同)

 事実、のんはこれまでのブログで、渡辺との交流をアピール。出演舞台は、欠かさず観劇に訪れている。今月18日には『あまちゃん』のロケ地だった岩手県久慈市を渡辺と訪問。中心商店街を回り、ドラマゆかりの喫茶店や菓子店などに立ち寄っては、店主らと再会を喜び合った。

「渡辺さんは、演劇界では隠然たる力を持つ。
自身プロデュースの舞台にのんさんを起用する可能性は、十分あり得るでしょう」(前出テレビ関係者)

 キョンキョンではなく、渡辺が“身元引受人”になるのか?