元ヤクルトでBCリーグ・福島ホープスの監督兼内野手である岩村明憲が、9月10日のホーム最終戦(ヨーク開成山スタジアム)で引退試合を行う。メジャーでも活躍した長いキャリアのフィナーレだが、そんなときに週刊誌で愛人&隠し子が報じられている。
「彼は楽天に入り日本球界に復帰、そのシーズン開幕前に東日本大震災を経験しています。その被災地への思いもあって15年から福島で活動してきたんですけど、本心では妻に隠れて女遊びできるメリットの方が大きかったのかも。選手としては一流だっただけに本当に残念ですね」
岩村をインタビューしたこともある野球記者も、こうして肩を落とす今回のスキャンダル。それを報じた「フライデー」(講談社)によると、相手女性は元キャバクラ嬢で、岩村が客として楽天時代に知り合ったと伝えられる。
その女性との間に保育園に通う小さな子どももいるといい、岩村は月20万円の養育費を支払っていたが、最近は支払いが滞りがちだという。
岩村は1996年にドラフト2位でヤクルト入団後、2007年に米・デビルレイズ(現レイズ)に移籍した。
メジャー時代の岩村を知る前出の記者によると、「彼がキャバクラ好きだったのは確かで、女遊びは知られていましたが、女性関係が乱れたのは、まさにメジャー時代にあるんじゃないかと思う」と話している。
「所属のレイズがまだ、デビルレイズの名前だった07年ごろ。最下位だったチームの浮上に貢献したのは、岩村が狙い球を絞って打つスタイルを率先したからです。当然チーム一の功労者だったんですが、当時メディアを騒がせていたのは彼の活躍よりも、当時22歳だった大物新人イライジャ・デュークスだったんです。
当時、デュークスは義母が面倒を見ていた17歳の少女を妊娠させたスキャンダルが大々的に報じられ、これがきっかけで妻以外に3人の不倫相手と5人の隠し子がいたことが判明。あるゴシップ誌では、他にも24名の浮気相手がいたという記事もあった。
その後デュークスはチームを転々としたあげく、大成しないまま10年に引退。
「当時、岩村を取材したとき、オフレコで『デュークスは凄い、野球より下半身が凄い』と、うれしそうに言っていたんですよ。デュークスがイイ女を見つけたら必ずセックスするまで追いかけるって豪語していた話とかね。そのせいか一時期、岩村は演歌が好きだったはずなのに、ギャング系のヒップホップを聴いていたことがあったり、なんだか悪影響を受けていたようにも思えたんです」(同)
そして今回、その岩村にも隠し子が発覚したことで、記者は「あのデュークスの素行を引き継いだのか」と思ったわけだ。
「デュークスのゴシップが出まくったのは、彼が隠し子の母親たちにちゃんと責任ある行動をとらなかったからで、岩村も同じなら悲しいですよ」と記者は話している。
実際にメジャー時代の影響かどうかはわからないが、いずれにせよ元担当記者やファンを悲しませる話だ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER)