ホラッチョ騒動”以降、雲隠れしていた経営コンサルタントでコメンテーターのショーン・マクアードル川上ショーンK)が、元日放送の旅番組『世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅』(TOKYO MX)で1年10カ月ぶりにメディア復帰することがわかった。

 同番組は、ショーンKが急成長するモンゴルを取材し、「経済」と「豊かさ」について考えるという内容。

番組では、現地のベンチャー企業家や大学生に取材しているほか、遊牧民のゲル生活を体験しているという。

「このタイミングでの復帰は、『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)が9月で終了したためでしょう。フジは、MCに彼を起用する前提で映像や画像、宣伝物などを制作したものの、突然の降板により全て無駄に。その損害額は、1億円はくだらないと言われている。ほかにも、騒動により著書が急きょ発売中止になったほか、予定していた公演も全て白紙に。総損害額は2億円以上に及ぶとも」(芸能記者)

 昨年3月発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、ショーンKが学歴を含む経歴詐称をしていると報道。
プロフィールには「テンプル大学で学位」「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得」などと記載されていたが、実際はオープンスクールに出席しただけの“高卒”であることが判明した。

 さらに、世界7カ所にあるという会社はペーパーカンパニーで、ハーフでもなく熊本出身の日本人であることなどが、次から次へと明らかになってしまった。

 この騒動により、報道番組『ユアタイム』をはじめ、同局の『とくダネ!』や『報道ステーション』(テレビ朝日系)などのレギュラー番組を降板。AbemaTVの看板ニュース番組にもキャスターとして起用予定だったが、これも白紙となった。

「ショーンKは騒動後、自身のラジオ番組で涙ながらに謝罪。一時は笑いものになったものの、視聴者の好感度は高く、ネット上でも復帰に不快感を示す声はあまり見られない。
端整な顔立ちと、“子宮に訴えかける”などと人気を誇る美声を持つ彼の“タレント価値”は、今も高いと言える。復帰を機に、オファーが殺到しそうです」(同)

 ついに表舞台に帰ってきたショーンK。ある意味“丸裸”となった今が、本当のスタートと言えるのかもしれない。