6月22日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に東国原英夫が出演。自身の不妊治療についてのエピソードを語り、視聴者から批判が続出していた。



 2006年にかとうかず子と離婚して、14年に20歳下の一般女性と再婚した東国原。17年10月に2人の間に男児が生まれ、東国原は60歳にして新たな子どもの親となることに。かとうとの間にも一男一女を授かっていたが、2人はすでに成人している。

 今回の『ダウンタウンDX』では、東国原が新たな子どもを授かった経緯について説明。「自然妊娠ができないので不妊治療を行った」と語ると、MCの浜田雅功は「(精子を)取らないけないんでしょ?」と質問する。体外受精を行う30分前以内に精子を取らなければいけないため、東国原は診察室の横の部屋で精子を出すことになったそうだ。


 その部屋には精子を出すための本や動画があると明かされると、松本人志は「中学生じゃないんだから本ではねぇ」とツッコミ。すると東国原も「だからどっちかっていうと動画のほうですよね。でもまた、好みのがないのよ! 言えないじゃん。“熟女が好みです”とか」と返して笑いを誘う。その後も自分の精子の動き方を笑いにするなど、面白エピソードとして不妊治療を話していた。

「東国原のトークに、視聴者からは『この話し方は不妊治療の偏見につながるよ……。
本気で悩んでツラい人もいるのに、ふざけるのは酷い』『不妊治療してる人を馬鹿にしてる感じがひしひしと出てて気分悪いわ』『全然笑えない。笑い話にするネタじゃないと思う』『不妊治療を下ネタにつなげる神経がわからない』といった批判が続出しています」(芸能ライター)

 不妊治療をした芸能人は多く、最近では保田圭東尾理子が不妊治療をして子どもを授かったと明かしている。

「保田はブログで不妊治療の日々を綴り、同じ境遇を持つ人などから応援する声が多く上がっていました。治療中には涙を流すほど辛いこともあったようで、東国原の話し方とは天と地ほどの差があります。しかし東国原も元お笑い芸人として、あえて面白おかしくしゃべっただけかもしれません」(同)

 なんでも笑いに変えてしまうお笑い芸人。高齢での大変な子育ても、きっと面白く話してくれるだろう。