10月21日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に佐藤健が出演。放送内での発言に、「勘違いしすぎ」と批判の声が上がってしまった。



 この日の番組に登場したのは、佐藤、高橋一生、川村元気の3人。佐藤と高橋は映画『億男』のメインキャストで、川村は同作の原作小説を手掛けている。そんな3人の対談で、佐藤は「俳優ってたどり着く先がないじゃないですか。だから何をモチベーションにこの先続けていくのかって思いません?」と質問。これに高橋は、「こないだご一緒した年配の俳優さんが、“ほんと好奇心って全てに勝るよね”って。“愛も何もかも恋愛も何でも仕事でも好奇心だよね”って言われて」と語った。


 高橋の語った好奇心論に、川村は「めちゃくちゃわかるね」と賛同。しかし佐藤は「飽きません?」と投げかけ、「飽きてる訳でもないし、まだ道半ばなのは重々承知ですが、ちょっと限界を感じてきているかもしれないです」「オファーをいただいて、そのオファー面白そうだなってものに乗っかって、そこに人生捧げてやるっていう“ローテーション”に限界を感じてきたってのは正直あります」と吐露している。

「その後も佐藤は、『もしかしたらプロデュースワークもしつつ何かに入るとか、全く全然違うことを初めて見るとかしないと、ちょっとそろそろ先に進めないな…… ってことは思いますね』と将来の展望を語っていました。どうやら俳優として演技をこなしていくだけの活動に不安を抱いている様子。しかしネット上では、『俳優としてはおっさんになっていくこれからが頑張りどころなのに勘違いしてない?』『オファーがくるだけありがたいと思うべき』『売れっ子ならではの贅沢な悩みだな……』といった声が寄せられています」(芸能ライター)

「飽きません?」という話題の振り方が悪かったのかもしれないが、好感度俳優の佐藤が批判される事態に。一方で「有望な若手俳優がどんどん出てきているから焦ってるのかな?」とも指摘されていた。


山崎賢人福士蒼汰菅田将暉など、近年はイケメンで演技力のある俳優が続々と頭角を現してきた印象です。そのため世間からは、『もう佐藤健が“格好いい男性”の役をやるのは限界があるかも。身長低いし』といった厳しい意見が。とはいえ最近は『義母と娘のブルース』(TBS系)で見せたような“三枚目”の役どころも好評。歳を重ねると共に“新境地”を開拓していってくれると良いのですが……」(同)

 10月19日に公開された新作映画『億男』ではどのような演技をしているのか、現在の“俳優・佐藤健”にも注目したい。