見知らぬ男女がひとつ屋根の下で共同生活をし、その中で起こる恋愛模様を記録するリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系、以下『テラハ』)。一時は社会現象となるほど大人気となった。



 しかしその裏で、人気出演者の“てっちゃん”こと菅谷哲也が、撮影期間中に共演者女性に対して強制わいせつ事件を起こし、示談書を交わしていたことが、10月27日配信の「週刊文春デジタル」で報じられた。

 示談書を入手し、その内容を確認したという「週刊文春デジタル」によると、事件は映画『テラスハウス クロージングドア』の撮影中、2014年12月に起きたそう。被害者であるA子さんは女子の部屋でひとり寝ていたのだが、そこへ菅谷が侵入。A子さんのベッドに潜り込みキスを迫り、その後は体の関係を迫ってきたというが、A子さんはなんとか菅谷をなだめてその場を収めたそうだ。

「週刊文春デジタル」は菅谷本人に事実確認を求めたところ、菅谷は強姦や準強姦ではないと主張するも「話すことはない」と回答。また、A子さん側にも事実確認を行ったところ、「示談書を交わした際に、“口外しない”という条件で通してしまったので話せない」とのことだった。


 人気番組の裏側で起こった事件ということで、ネットは騒然。菅谷への落胆の声が集中する一方で、すぐさまA子さんの特定が始まったという。

「『週刊文春デジタル』では被害者をA子としていたが、『グラビアアイドル』『菅谷が映画の後編でA子に告白』とわかりやすいヒントが満載でした。すぐさまネットでは、2016年3月に芸能界引退をした松川佑依子さんだと特定。松川さんといえば、引退報告をブログでした際、『テラハ』でセクハラを受けていたと訴えていましたからね。その相手がてっちゃんだったことに、ネット民は衝撃を受けたようです」(芸能記者)

 これ以前にも、撮影現場内で制作スタッフから出演者へのやらせ強要やセクハラ・パワハラが横行していると報道されていた『テラハ』。
現在もネットフリックスで新シリーズが配信中だが、その裏側は大丈夫だったのだろうか?