2016年3月の「週刊文春」(文藝春秋)による経歴詐称報道を受け、活動を休止していたショーンKこと川上伸一郎氏が11月16日、都内で行われた『アートオリンピア2019』開催発表会に司会者として登場。騒動後、初めて公の場に姿を見せた。
「グレーのスーツをビシッと着こなし、かつてと変わらぬ低音ボイスを響かせ、落ち着いた仕事ぶりでしたね。終了後に取材陣から飛んだ質問には無言を貫き、相変わらずのマスコミアレルギーぶりをうかがわせましたが、『父親がアメリカと日本のハーフで、母親は日本と台湾のハーフ』と出自を語っていたのは大ウソで、実は純粋な日本人であることはバレているのに、イベントではいまだに『ショーンKです』と名乗っていましたから、なんとも大胆でしたね」(スポーツ紙記者)
思えば、ショーンKは初めから大胆だった。
「名前も顔も出自も、留学もMBAも年商30億円も、全部がウソの経歴を、自社の英語版ホームページに掲載していたことに対し、当初『うっかりベータ版(試作品)をそのままにしていた』と、まるで『宿題はやったけど家に忘れた』みたいな言い訳をしていましたからね」(芸能記者)
そんなショーンKのテレビ初登場は09年。『魔女たちの22時』(日本テレビ系)だった。これをいま改めて見てみると、ツッコミどころ満載のおもしろ映像として楽しめる。
「〈高校卒業後に新聞配達で貯めた200万円でアメリカの大学に合格。
なんの説明もしないままの復帰は、こうした“ホラッチョ”な過去がほじくり返され、またいいマスコミのおもちゃになってしまうだけの気がするが……。