上戸彩が第2子を妊娠中で、7月に出産予定であることを明らかにした。当初、上戸は出産後に報告するつもりだったというが、『女性セブン』(小学館)にスクープされ、発表せざるを得ない状況になってしまった模様だ。



 上戸は2012年9月にEXILE・HIROと結婚し、15年8月に第1子を出産した。それ以降は育児に重点を置き、拘束時間の短いCMなどを中心に芸能活動を続けてきた。撮影で長時間拘束されるドラマ、映画の仕事は控え目にしており、昨年7月期にかつて自身が主演を務めたドラマ『絶対零度』シリーズ(フジテレビ系)の第3シリーズ『未然犯罪潜入捜査』が放送された際も、主演を沢村一樹に譲り、“特別出演”にとどまっていた。

 上戸は「引き続き、家族を大切に、仕事では少しでも世の中を元気にできるようにがんばっていきたいと思いますので、温かく見守っていただけたら幸いです」とのコメントを出し、出産後も仕事を続けていく意向を明らかにしている。

 第1子も、まだ幼く、第2子ができるとなると、育児はさらに大変になりそうで、長期間“育休”を取ってもおかしくないところだが、なかなか休むわけにはいかない。それは所属事務所(オスカープロモーション)の切実な事情が絡んでいるという。


「オスカープロでは、エースの米倉涼子は健在ですが、昨年3月に第1子を出産した武井咲の本格復帰は、まだ先になりそう。剛力彩芽はご承知の通り、ほとんど開店休業状態。『ミス・ワールド2013』日本代表の田中道子を猛プッシュしましたが、ブレークまでには至っていません」(芸能プロ関係者)

 かつては、絶対的なCM女王の座に君臨していた上戸。出産後、仕事をセーブしていながら、昨年はAOKIなど9社のCMに起用されており、CM業界での需要は依然高い。それだけに、オスカープロとしては、まだまだ上戸に稼いでもらいたいところ。

藤田ニコル岡田結実、小芝風花らもがんばってはいるものの、そのほかの若手が伸び悩み、上戸や武井、剛力がフル稼働できない分を、なかなかカバーできていない。
従って、まだまだ上戸にはエースとしてがんばってほしいと願う関係者は多い」(同)

 上戸にはゆっくり休んで元気な子どもを産んでほしいものだが、果たして?