米倉涼子、上戸彩、剛力彩芽など、人気女性タレントを数多く抱えるオスカープロモーション。とにかくたくさんの番組やCMなどに露出させるその売り出し方は、時に“ゴリ押し”などと呼ばれるが、必ずしも功を奏するわけではないという。
「露骨なまでにゴリ押しをすることもあって、業界内ではちょっと煙たがられることもある。また、オスカーさんがプッシュするタレントがコロコロ変わるので、制作サイドとしても誰を使えばいいのか、よくわからないんですよね」(テレビ局関係者)
プッシュするタレントが頻繁に変わるのは、オスカーに所属する大物女優の影響だといわれている。
「ここ最近のオスカーの常套手段は米倉涼子の主演ドラマにバーターとしてプッシュしている若手女優を出演させるというやり方。特に『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)にねじ込むパターンが多いんですが、米倉にハマらず終わっていく女優もいる。たとえば、オスカーに内藤理沙という女優がいるんですが、『ドクターX』にも『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(同)にも出演していた。でも、米倉には全然気に入られなかったみたいで、プッシュ組から外れてしまったようです」(ドラマ関係者)
その一方で、現在オスカーがプッシュしているのが、宮本茉由だという。現在24歳の宮本は「CanCam」(小学館)の専属モデルも務めている。
「女優デビューは2018年米倉主演作『リーガルV』だったんですが、そこで米倉にハマったみたいですね。その後、米倉との共演はないんですが、最近では天海祐希主演の『トップナイフ』(日本テレビ系)にも出演しています」(同)
『トップナイフ』といえば、“天海祐希版ドクターX”とも呼ばれる医療ドラマ。そんな作品に宮本が出て、米倉は気分を害さないのか。
「米倉もあんまりいい気はしていないとは思いますが、まあ問題ないでしょう。『トップナイフ』は視聴率が10%は超えているので決して悪くはないのですが、『ドクターX』に到底及ばない。
オスカーにおける女帝・米倉涼子の存在感は絶対的なようだ。