ダウンタウン松本人志

 イベントやテレビ収録の中止により、多くの芸人が廃業の危機に瀕している。

 5月2日放送の『グッとラック!』(TBS系)に東野幸治が出演。

仕事激減で困っている吉本の若手芸人に対する吉本興業の対応策を明かした。

「番組では、新型コロナの感染拡大防止のため、舞台や営業中心でやっている若手芸人たちの仕事激減はかなりのダメージになっている模様。そのため、吉本では劇場の出番が今まであった芸人は舞台がなくても半分ギャラは払われるようになっているといいます。東野は『それを受け取ると、二度と吉本の悪口を言うなよっていう、踏み絵みたいなもんやと思うんですけど…』と笑いをとっていましたが、あの無感情な東野でさえも、後輩芸人たちの深刻な状況は本気で心配なようです」(テレビ関係者)

 吉本といえば、先日は一部メディアでダウンタウンの松本人志が苦境にあえぐ芸人たちに「松本ローン」を始めたと報道されている。

「無利子、無担保。上限は100万円で、返済期間は5年という極めて良心的なプランですが、吉本芸人は5,000人いますから、全員が借りたらとんでもない額にはなる。

2017年には、オフィス北野に所属していた三又又三が、松本に借りた1,500万円を踏み倒そうとし、絶縁状態になっていると報じられました。この報道に松本は『事実』『あいつはクソ』と番組でまくし立てていましたが、1年後にようやく完済されたようです。三又のように返せなくなったときにはテレビで公表され、芸能界から消されるリスクがあることを考えると、松本から借りようとする芸人は少ないかもしれませんね。芸人からは冗談まじりに、ソフトバンクのCMよろしく、『松本さんが“勝手に”口座に振り込んでくれればいいのに』なんて声も漏れているようです」(スポーツ紙デスク)

 松本の救済によってアフターコロナに何人の芸人が生き残ることができるだろうか。