岡田結実

 3月いっぱいで大手芸能プロ・オスカープロモーションを退社して独立し、5月より個人事務所Viivoに所属している岡田結実が、12日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演し、事務所をやめた真相を初めて吐露した。

 岡田のオスカー退社を巡っては、1月27日付の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)が第一報を伝えた。

同誌では、「岡田本人は同じ事務所の米倉涼子のような女優業をメインに取り組みたいが、事務所がバラエティの仕事を多く取ってくるため、女優として自分を評価してくれる事務所へ移籍したいという思いが強くなった」と報じたが、これまで岡田自身は、その件に触れたことはなかった。

 同番組で、坂上忍から「女優に専念したいからと言われているけど?」と問われると、岡田は「ネットニュースには書かれていましたが、一言も『女優に専念したい』なんて言ってなくて……」と全面否定。続けて、「役者もバラエティも、どっちもやりたかった。それでバラエティに出させてもらっていたけど、『役者業に色がつく』っていろいろと言われて。バラエティをいつか辞めさせられちゃうんじゃないかって思って。自分のやりたいことが女優だけに収まってなかった」と理由を説明していた。

 オスカー退社後、区切りとして、1カ月間仕事を休んだ岡田だが、2018年4月から出演している『首都圏情報 ネタドリ!』(NHK総合)のレギュラーは維持。爆笑問題が司会を務める情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に頻繁に登場するなど、独立後はまずまず順調で、旧所属事務所からの圧力もないようだ。

 事務所を辞める理由を、「女優に専念したいから」と週刊誌で報じられたため、「まだ演技力はないし、事務所の力で女優の仕事をやらせてもらっている感じ。このレベルで事務所をやめても苦労するだけ」「両方やりながら、演技がうまくなったら、そのときに女優の仕事を増やせばいいんじゃない? 現状では時期尚早」「今の段階で、岡田を女優として評価する事務所なんてない」「米倉のようになりたいって、大きな勘違い」などといった厳しい声が出ていた。

 実際のところ、週刊誌報道がまるで違っていたことを明らかにした岡田だが、後ろ盾のない個人事務所で、果たしてどこまでやれるのか? まだ20歳という若さを考慮すると、大手事務所に所属した方が仕事の幅が広がると思うのだが……。