乃木坂46の山崎怜奈が、自身の冠番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(通称ダレハナ)で、7月17日をもってグループを卒業することを生報告。ファンに驚きの声が広がっています。
【ニュース更新】 山崎怜奈 卒業のお知らせ https://t.co/ju20BZ6sxe
— 乃木坂46@nogizaka46) June 13, 2022
多くのファンが山崎に感謝の言葉を贈る一方で、アイドル卒業後の彼女の仕事にはまったく不安感を覚えていないという声も。というのも、彼女は“高学歴”を武器に複数のラジオのレギュラー番組、雑誌やウェブメディアの連載を持ち、はたまた趣味の歴史本を出版して、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)をはじめ、数々のクイズ番組にも頻繁に出演。外仕事の多さはメンバー随一だからです。
「卒業して“元乃木坂46”の肩書だけでやっていける人と、いけていない人がいる中で、彼女は安泰な方だと思います。 “不遇の二期生”と呼ばれた中にいて、たしかに乃木坂では選抜メンバーに選ばれたことはありませんでした。だからそのぶん、頑張って自分のキャラを打ち出し、慶応大卒の高学歴で、歴史や本が好きという個性を仕事につなげることができていたんです。
『ダレハナ』を任されたというのも結構、大きいと思いますよ。同番組はゲストの並びひとつとっても、いわゆるアイドルラジオとは一線を画す内容でした。そこで彼女自身も結構、いい質問をしていて、ちゃんと事前に準備している感じが伝わってきます。ただ単に、知識があるというのとはまた違う、クレバーさがありますよね。例えばなにかに詳しくても、うまくトークを回すスキルがないと、乃木坂という看板が外れたときにまた起用されるかはわからないですから」(テレビ番組ディレクター)
このように山崎さんに関しては、制作側だけでなく演者からも称賛の声が上がっており、今後の活躍にも期待が持てそう、とのことです。
なお、残る乃木坂の二期生はとうとう鈴木絢音のみに。山崎さんの卒業はやはり寂しいですが、今後の活躍を見守りたいところですね。
乃木坂46の2期生が「同期の卒業で泣けない」ワケ、雑誌対談で明らかになった深い絆 2月16日、雑誌「anan」2022年 2月23日号(マガジンハウス)の最新号が発売され、齋藤飛鳥ら乃木坂46メンバー8人が表紙を飾った。 「今号では、毎年の恒例特集...![山崎怜奈、乃木坂46卒業でも動じないファンたち――有吉もトークスキルを絶賛](http://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FCyzo%252Fa7%252FCyzo_279145%252FCyzo_279145_2.jpg,quality=70,type=jpg)
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(※本記事は、2021年5月21日掲載の記事を一部編集し、再掲載したものです。)
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乃木坂46のメンバーに対して、芸人からの賞賛が相次いでいる。
16日、公式YouTubeチャンネル『しもふりチューブ』に出演した霜降り明星の粗品とせいやが、『乃木坂46のザ・ドリームバイト!~働き方改革!夢への挑戦~』で共演する乃木坂メンバーのバラエティー能力の高さを絶賛した。
せいやは「乃木坂ちゃんのボケの面白さ、ビックリするときがあるな」と言えば、粗品も「確かに面白い。みんなさすがやねん」と同意。さらに、せいやは新内眞衣のコメント力や秋元真夏のバラエティー能力を褒め、齋藤飛鳥については一筋縄ではいかない独特の雰囲気を持っており、それは芸人との相性もいいのだと評した。
「せいやと粗品が挙げた乃木坂メンバーだけでなく、松村沙友理や生田絵梨花、高山一実らもバラエティー対応には定評があります。アイドルがバラエティーに出演すると、番組に華を添えるだけの“置き物”と化してしまいがちですが、乃木坂に限ってはそれはないですね。しっかりと爪痕を残して、継続的な番組出演につなげています。何よりも番組企画に全力で取り組むので、テレビ関係者の評価が高い」(アイドル誌ライター)
数あるアイドルの中でも、とりわけバラエティー能力が高いとされる乃木坂。しかし、そんな彼女たちも当初はバラエティー関係者からの評判が芳しくなかったという。
「もともと乃木坂のメンバーは引っ込み思案な子が多かったので、デビュー当時はおとなしすぎてリアクションが薄く使いづらい、という評価だったようです。それがここまで成長したのは、冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で、バナナマンと共演していることが大きい」(同)
同番組は前身番組『乃木坂ってどこ?』として、彼女たちがデビューした2011年にスタート。バナナマンはスタートから現在までMCを務めている。1期生と2期生に限っていえば、約10年にもわたってバナナマンに“笑いのイロハ”を叩き込まれてきており、バラエティー対応に長けるのは当然といえば当然。下手な第7世代の芸人よりも、キャリアも経験も豊富といえる。
「彼女たちにとって、日村勇紀がお笑いの手本とするなら、設楽統は番組出演時の心構えや振る舞いを指南する“教育係”といったところでしょうか。とりわけ設楽は、かつてバナナマンがパーソナリティーを務めるラジオ番組で『番組に前のめりで参加するメンバーは贔屓する』と語ったことがあるように、彼女たちへの接し方には厳しい一面を持っています」(同)
以前、番組でメンバーがプライベート写真を持ち寄り、それについてトークを展開するという企画があった。その際、井上小百合が写真の提出を忘れてしまったのだが、涙を流しながら事情を説明する彼女に対し、「泣いたって許さないよ」と責め立てた。また、別の放送回ではメンバーが一斉に椅子から立ち上がって大きなリアクションを取る中、座ったままだった堀未央奈と星野みなみをやんわりと注意する場面も見られた。
「最終的には笑いに回収したので番組的には深刻に映らなかったし、番組収録後に設楽は井上に詫びてフォローしたそうです。しかし、収録時はメンバーも相当ピリついたはずだし、これらの経験から番組企画には真剣に取り組まなければならないことを学んだと思いますよ」(同)
一方、有吉弘行が絶賛するのは、山崎怜奈のラジオトークだ。有吉はロケバスで移動中にラジオから流れてきた女性パーソナリティーの達者なトークに「坂上みきクラスのベテランなのだろう。自分とはスキルが全然違う」と恐れ入ったらしいが、後になってそのラジオ番組が『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)だったと知り、愕然とする。「どういう人生を送ったら、あんな上手にできんのかな」「勉強したいぐらい」などと、アイドルながら高いトークスキルを駆使する山崎に舌を巻いていた。
「霜降りの場合は共演者でもあるので、多少は割り引いて考える必要がありますが、有吉は山崎とは面識もないようですから、その賞賛はガチでしょう。その山崎のトークスキルも、冠番組のおかげといえます」(同)
山崎は乃木坂の2期生だが、選抜経験が皆無で決して人気のあるメンバーとはいえない。しかし、『乃木坂工事中』が従来のアイドル番組と違うのは、非選抜メンバーでもちゃんとフィーチャーされ、バナナマンがおいしくイジってキャラ付けしてくれること。
「山崎の場合は慶應大卒の高学歴と歴史に詳しいという特技から、“頭いいキャラ”が番組で定着しています。そして、その特技を生かしてクイズ番組への出演など多くの“外仕事”をこなしており、乃木坂の中でも最も多忙なメンバーの1人。頭の回転が早く、トークが上手いという持ち味も、冠番組があったからこそ見出だされたもの。つまり、『乃木坂工事中』はメンバーにとって自身のプレゼンの場であると同時に、テレビ関係者にとっては彼女たちをどう扱えば番組が面白くなるのかがわかる“取扱説明書”のようなものなんです」(同)
乃木坂躍進の秘密は冠番組にあり、といえそうだ。