Kis-My-Ft2千賀健永

 1月5日放送の『1周回って知らない話』×『今夜くらべてみました』(共に日テレ系)のスペシャル特番では、“美肌芸能人のすっぴん&美容事情完全公開”と題し、お笑い芸人のバービーや女優の檀れい、AAAの宇野実彩子ら美容オタクと名高い女性陣と、美容初心者のフワちゃんがスタジオに集まった。

 そんななか、ポツンとゲスト席の端に座っているのはKis-My-Ft2の千賀健永。

もちろん美容オタク枠だ。

「千賀くんは、これまで美容の費用に外車2台分くらいかかっているそうです。千賀くんの実母が化粧品事業をしている会社の社長なので、アドバイスを聞いたり、若い頃から美容が身近な存在だったようですよ。お母さんは年齢を感じさせない若々しい方で、高級スパなどによく通っていますから、千賀くんも一緒にいったりしているかもしれませんね」(芸能リポーター)

 番組では、のっけから美容医療のダウンタイムの話に。ダウンタイムとは、施術を受けたあとから肌が回復するまでの期間のことで、腫れやかさぶた、赤みなどがでることがある。

 すぐさまMCのフットボールアワー後藤輝基が「千賀くんは、ちゃんと計算してダウンタイム中はテレビに出ない?」と聞くと「ダウンタイムが終わる2~3日後に仕事くらいのスケジュール。

(放送が)年始、今くらいちょうどしていますね。正月休みは顔がバチバチに腫れてる」と、躊躇なく話した。

 そして宇野が自身の美容法を紹介するなかで、顔を1時間オイルマッサージしていると話せば……。

「これは絶対によくない。摩擦をずっと続けている状態になるので。紫外線や摩擦を浴びると、メラノサイトが、肌が刺激を受けたと勘違いをして、メラノサイトからメラニンを放出するんですよ。

それが結果シミになっちゃったりするんですよ」と、千賀は自身の研究結果からダメ出しをした。

 また逆に超時短肌ケアを実践しているというフワちゃんは、自宅からテレビ局までの移動時間約40分間で、顔にパックをつけているだけだというのだが……。

「これはヤバいっすね。40分は、やりすぎ。これは逆に乾燥しちゃいますね。パックは基本15~20分がマストなんですよ。

それ以上やるとパックの水分が蒸発してきちゃうので、ちゃんとクリームで蓋をしないといけない。全く意味がない」とまたもバッサリ。

 そして、累計総額400万円以上をつぎ込み、現在も数々の最新医療を取り入れているバービーの美容法と見解については「エビデンスに基づいてやっているし、これ本当にすごいことです。真皮に対する施術をしたいのか、表皮に対する施術をしたいのかということを、理解しないで皮膚科やクリニックに行く人が多いんですよ」と共感していた。

 ここまで明け透けとセルフスキンケアだけでなく、美容医療についても話す千賀は、表皮ではなく中身も一皮剥けたように見受けられる。

 2020年8月に放送された『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)では、Kis-My-Ft2が出演した際、同じく出演していた中居正広に、千賀がヒアルロン酸を注入するプチ整形をしていたと暴露されてしまい、不満気だった。

 この一件は「許可を取らずに勝手に公表されて、かわいそう」「面白い」など、世間で賛否両論があった。織り込み済みのやり取りだったかはさておき、これを機に千賀は、独自の強みを手に入れた。

「ひと昔前なら、アイドルどころか芸能人は表向きあくまでもナチュラルで美形というのがテッパンでしたが、時代は変わりましたね。ジャニーズでも千賀くんの影響もあり美容オタクになったというSnow Man渡辺翔太くんも、ボトックスやヒアルロン酸注入を公表しています。千賀くんは知識も豊富だし、美容の話に興味のある男性と元々の女性ファンの両方に需要がありますから、これからもビューティー系の仕事が増えそうですね」(既出・リポーター)

 中居プロデュースの舞祭組(ブサイク)というキスマイ派生ユニットにも所属している千賀だが、美容オタクとして抜きん出る存在になりそうだ。