定期的に囁かれるのが、2018年に引退した安室奈美恵の復帰説だ。直近では、「女性自身」23年1月17日・1月24日合併号(光文社)で、韓国エンタメ界において安室復帰計画が水面下で動いていると報じられた。
「安室さんは、金輪際表舞台に立たないという覚悟を持って引退したと言われています。金銭的に苦しくて、活動を再開しないと生活ができないという状況でもないし、復帰する理由がまったくない。熱心なファンは今でもたくさんいますが、日本を差し置いていきなり韓国で復帰されたところで、日本のファンは戸惑うばかりでしょう。少なくとも日本のファンが望まない形での復帰はありえません。そもそも本当に復帰計画が進んでいるのであれば、相当なトップシークレットになるはずで、こんな形で情報が漏れることはない。漏れている時点で、信憑性に疑いがあるということだと思います」(音楽事務所関係者)
安室の意思は固いというのが多くの音楽関係者の見方ではあるものの、頻繁に復帰説が浮上しているのも事実だ。
「安室さんのデビュー日であり引退日である9月16日には、地元・沖縄で安室さんの楽曲とともに花火が打ち上がるイベントが毎年開催されています。22年は天候不良で途中で花火は中止となってしまいましたが、安室さんが登壇するのではないかとの噂も流れました。一応、安室さんは現場にいたという情報もありますが、結局、真実は闇の中。このときも復帰説が流れていました」(芸能記者)
「週刊女性」2023年1月31日号(主婦と生活社)では、今回の韓国での安室復帰説の裏側について報じられている。記事によると、安室に近い数人の関係者が本人不在のなかで復帰計画を進めているという。
「この安室に近い関係者というのは、どうやら安室さんが現役時代に一緒に仕事をしていたレコード会社関係者のようです。安室さんは、もともとライジングプロダクションからデビューし、15年に退社していますが、そのころから仕事をしているレコード会社関係者複数人が、安室復帰計画を練っているとのこと。ことあるごとに、復帰説がマスコミを騒がせるのも、彼ら関係者が動いているからだと言われています」(同)
安室復帰計画を練る関係者たちの目的は何なのか。
「単純に、安室さんでビジネスをしたいというだけのことでしょう。安室さんは多くの固定ファンがいるので、定期的にツアーを開催するだけで、ビッグマネーが動く。さらに言えば、揺るぎないファンがいれば、宣伝費などを掛ける必要もなく、安定した売上が見込めるわけです。
新人を発掘・育成してヒットさせるには、結構なリスクを伴いますが、安室さんを担ぎ出せばイージーに稼げますからね。そのうえ、熱心なファンが喜んでくれるなら万々歳。しかしながら、安室さんの引退の意志は固く、簡単に復帰することはない。だから、いろいろな情報を出して、世間の“安室待望熱”を高めようとしているのでは」(前出・音楽事務所関係者)
関係者たちが商機を狙って、本人不在のなかでうごめいている安室奈美恵の復帰説。一般人となり穏やかな生活を送っているであろう、安室本人はどう感じているのだろうか。