KAT-TUNの上田竜也が個人ブログでINIの田島将吾について触れたことで、暗黙の了解となっている“タブー”を破ったのではとジャニーズファンの間で話題になっている。
1月30日に生放送された音楽番組『CDTV ライブ!ライブ!』2時間スペシャル(TBS系)にKAT-TUNやINIらが出演。
INIの田島将吾といえば、2009年頃から2016年までジャニーズ事務所に所属していた「元ジャニーズJr.」だ。
「退所後は韓国の芸能事務所で練習生となるなど紆余曲折を経て、2021年に、JO1を輩出したサバイバルオーディション番組の第2弾『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2』(GYAO!ほか)に挑戦。最終順位3位でデビューを勝ち取りました。雑誌の取材で『小さい頃にジャニーズに憧れた』と話したり、King & Princeの『ichiban』の高難度ダンスがTikTokで話題になると挑戦してみたりといったことはこれまでもありましたが、やはり“元ジャニーズ”という経歴に触れるのはタブー状態。昨年秋の『FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典~』で中居正広と共演したときも、もちろん触れられませんでした」(アイドル誌記者)
だが、この『CDTV ライブ!ライブ!』の放送後に“事件”が起きた。
「田島は放送後に更新した会員制メールサービスで、尊敬するKAT-TUNの楽屋に挨拶に行けたこと、自分が元ジャニーズJr.であり、KAT-TUNに憧れてジャニーズ入りしたことを本人たちに伝えられたこと、さらに亀梨和也が田島からもらったINIのCDにサインをもらうのを忘れたとして亀梨のほうからINIの楽屋をわざわざ訪問してもらえたことなどを嬉しそうに明かし、双方のファンから大反響を呼びました。実は昨年7月の『音楽の日2022』(TBS系)でも一緒になったのですが、このときは“挨拶はできなかったが、一緒の番組に出られてうれしい”とファンに明かしていたため、今回ついにINIとして挨拶が実現し、KAT-TUNの3人に優しく接してもらえたことで、感激するファンも続出しています」(同)
さらにこれだけでは終わらなかった。なんと上田が会員向けブログでこのことに触れ、「元ジュニアの子」と明言したのだ。
「田島の名前やINIということまでは出ませんでしたが、『元ジュニアの子が挨拶にきてくれて、嬉しい事を言ってくれた』と喜んでいました。上田のブログは、事務所の後輩ですらそんなに名前が出ることはありませんから、自分たちにあこがれてジャニーズに入所した元Jr.が、別の事務所ながら今も活動を続け、こうして挨拶に来てくれたということが、よほどうれしかったのではないでしょうか。ジャニーズ事務所は退所者に対していまだタブー感が強く、円満に退所した人でないかぎり名前が出てくることはまずありませんし、ましてや他事務所となると、どんなに仲がよくてもSNSで言及することすら基本NGですしね。
ちなみにINI『New Day』では羽織っているジャケットを脱いで肩を出す振り付けがあり、『CDTV』生放送中、亀梨がこの振りを意識したようにジャケットを脱ぐような動きを披露していましたが、今回の交流エピソードによって改めて注目され、さらに“エモい”と話題になっています」(同)
今月頭には、Sexy Zoneの菊池風磨が、元ジャニーズJr.の安井謙太郎(現7ORDER)の名前をラジオ番組で繰り返し口にする場面もあった。現役ジャニーズと、他事務所で活動している元ジャニーズのアイドルがおおっぴらに共演するようになるまではまだまだ時間はかかりそうだが、“タブー”は少しずつ薄らいでいっているのかもしれない。
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