嵐が2020年末に活動休止してから、2年半以上が経過した。大野智以外のメンバー4人はそのまま芸能活動を続けているが、それぞれの軌跡に若干の差が生じているようだ。
「『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターとしてさまざまな時事問題に鋭く斬り込んできた櫻井でしたが、ミソがついたのは今年5月。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が取り沙汰される中、同番組では自ら口を開くことなく、言及したのは有働由美子アナでした。彼女は『番組で話し合って決めたこと』と弁明してはいましたが、世間的には都合の悪い話題を避けたと見られてしまった。のちに彼も自分で話してはいましたが、歯切れの悪さは否めず、保身ととらえられてしまったのは大きい」(テレビ業界関係者)
とはいえ、『しゃべくり007』『月曜から夜ふかし』という2つの人気番組の後ろに月曜の『news zero』が控えていることもあり、個人5%、世帯でも8%と、全曜日では最も高い視聴率を誇るという。これによって櫻井の存在感が保たれているところも大きいようだ。
「ただし『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)が壊滅的な数字となっている。個人で3%程度、頼みの綱のF1(20~34歳女性)、F2(35~49歳女性)も『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に奪われている。また、俳優としても最近は厳しい。広瀬すずとのダブル主演映画『ネメシス 黄金螺旋の謎』が3月に封切られましたが、公開45日後も興行収入は6億円止まり。ちなみに、4月末に公開された鈴木亮平主演の映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は公開45日で同42億円です。同じヒットドラマの映画化でもこれだけの開きがあるわけで、その責任を櫻井ひとりに背負わせるのはさすがに酷ですが、印象があまり良くないのも事実でしょう」(同)
相葉雅紀もまた、正念場だ。
「ドラマでの実績はあまりないためバラエティに注力していますが、嵐時代から15年間続いてきた木曜7時の『VS魂』が9月末で終了します。後番組も相葉が担当するとのことですが、嵐ファンも見なくなりつつある中、巻き返しは難しいのでは」(同)
現在、NHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めている松本潤も、話題性という意味ではピークを超えた感がある。
「『どうする家康』は個人6%、世帯10%前後と、『大河ドラマだから見る』という層が大きく離れてしまいました。世帯視聴率重視の時代だったら、毎週大騒ぎになっていたことでしょう。今年の松本のドラマ出演は、この作品のみです」(同)
残るは二宮和也だが……。
「今、一番理想的なソロ活動しているのは二宮でしょう。
今年末で活動休止から丸3年を迎える嵐。果たしてメンバーはどんな歩みをしていくのだろうか?
嵐・大野に『VIVANT』クラスの箝口令か、長瀬智也に進む“所ジョージ化”記者N 猛暑に台風とお盆の天候は日本全国でむちゃくちゃですが、毎度おなじみ日刊サイゾーの人気記事ランキングも、ある意味むちゃくちゃ。
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