INFINITY RECORDS公式サイトより

今週の注目記事・第1位「日本最大ペットショップ『クーアンドリク』に響く哀しき鳴き声」(『週刊新潮』9/7日号)

同・第2位「関ジャニ∞丸山隆平『19歳下』OL恋人と自宅デート」(『FRIDAY』9/15・22日号)

同・第3位「半同棲キャッチ 年商2億円 新恋人が交際宣言! 沢尻エリカは『純粋でアホな女のコ』」(『FLASH』9/12日号)

同・第4位「木原事件実名告発元取調官を警視庁二課が狙っている」(『週刊文春』9/7日号)

同・第5位「デヴィ夫人がモナコ慈善団体から1700万円を持ち逃げ」(『週刊文春』9/7日号)

同・第6位「安倍派を壊した森喜朗」(『週刊文春』9/7日号)

同・第7位「関西ジュニアが激白『ジャニーさんが12歳の僕の股間に』」(『週刊文春』9/7日号)

同・第8位「誰が『大谷翔平』を壊したか」(『週刊新潮』9/7日号)

同・第9位「最凶ヒグマ『OSO18』銃殺者が初証言“役人ハンター”が明かす苦悩」(『週刊新潮』9/7日号)

同・第10位「安倍首相参謀が初告白 隠し子問題と秘書転落事件の怪」(『週刊文春』9/7日号)

同・第11位「楽天・三木谷浩史、絶体絶命!?『スマホ4社戦争』は新局面へ」(『週刊ポスト』9/15・25日号)

同・第12位「氷川きよし(45)“新芸名”事務所に商標出願されちゃった」(『週刊文春』9/7日号)

同・第13位「大投てきで金メダル『北口榛花』チェコ語ペラペラの“脳力”」(『週刊新潮』9/7日号)

同・第14位「新社長候補を独占直撃 ジャニーズが終わり『ソニーズ』になる日」(『週刊現代』9/9・16日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 

 今週は現代とポストが合併号だが、ポストは9/15・25日号となっている。以前にもあったが、9月15日の次は9月22日になるはずだが? 今度ポストの人間に会ったら聞いてみよう。

 さて、ジャニーズ事務所が追い詰められている。「再発防止特別チーム」は、ジャニー喜多川による少年たちへの性的虐待事件が二度と起こらないためには、同族経営をやめ、ジュリー社長が辞任するべきだとした。だが、ジュリーの後任が東山紀之など、事務所の中から選べば、ジュリーの傀儡社長になることは間違いない。

 そこで浮上してきているのが、ジャニーズ事務所と深いつながりのあるソニーミュージックグループから社長が出るのではないかという見方だ。現代は、その中でも有力な候補だといわれる、ソニー出身でジャニーズ事務所の顧問を務めている竹中幸平に直撃している。竹中は「社長就任はない」というが、その理由をこう話す。

 「ソニーがジャニーズをですか。多分それは何の効果もなさないでしょう。仮にそうなったら、タレントさんは、これをいい機会として辞めていかれるんじゃないですかね」

 さらに、

 「僕はタレントさんに対して『新しい社長だ。よろしくね』と言うような精神性を持ってないです。やはりジャニーズのDNAを持った人がやらないと」

 竹中の話には頷ける。だが、もし仮に東山が社長になったら、自らがジャニー喜多川からどのような寵愛を受けていたのかを洗いざらい話すことが求められるはずだ。

そうしなければ、被害に遭った元ジャニーズJr.たちから「暴露」され、またまた辞任ということになりかねない。悩みは深いジャニーズ事務所だが、7日の会見では誰が何を話すのだろうか。

 

 今年の世界陸上は盛り上がりに欠けた。別に織田裕二が抜けたからではなく、日本人選手たちの不甲斐なさに、見る気が失せたということだろう。そのなかで、地味だが大会を盛り上げたのは、投てきの北口榛花(25)だった。最後の投てきまで4位だったが、最後に乾坤一擲、66メートル73を記録し、大逆転で金メダルをもぎ取ったのである。日本女子としてはフィールド競技で史上初の金という快挙に加え、その明るさがどんよりしていた大会全体を盛り上げ、一躍注目された。

 北海道旭川出身で、身長179センチ。大学では、やり投げ大国のチェコに留学して、研鑽を積んだという。チェコメディアからの取材に流ちょうなチェコ語で答えた。彼女は、久々に現れたフィールド競技の救世主になるかもしれない。あの明るさと聡明な彼女は、美人ではないかもしれないがテレビ映りもいい。

今後の活躍が楽しみな選手が出現したものである。

 

 さて、演歌の“女王”氷川きよしのステージがまだ見られないのは、事務所とのゴタゴタが尾を引いているようだ。長良プロダクションからの独立問題が深刻なところまで来ていると文春が報じている。田辺エージェンシーの田邊や、バーニングの周防まで出てきて、独立をするなと説得したというのだ。長良プロの金づるだから放したくないのは分かるが、やり方が尋常ではないようだ。

 何しろ、氷川が自分の呼び名にすると発表していた「Kiina」をプロダクションから商標登録を出されていたり、氷川きよしの商標も更新申請されているというのである。嫌がらせにしては手が込んでいる。昔から、芸能界は人気タレントの独立問題では、数々の「不祥事」が起きた。こうした悪弊も根絶しなければ、芸能界は浄化できない。氷川がんばれ! 陰ながら応援したい。

 

 ところで、スマホやiPadの毎月の支払いに苦しんでいるのは、私も含めて多くいるはずだ。楽天が格安スマホに参入した時は、これで少しは毎月の携帯料金が下がる、すぐに買い替えようと思ったが、しばらくすると「つながりにくい」という声がSNS上でも広がり、やっぱりダメかとがっかりしたものだった。

 8月10日付の日経には、「楽天グループ、新プランも黒字遠く 最終赤字1399億円」という見出しが躍った。私には気の遠くなる数字だが、ソフトバンク同様、楽天も倒産という二字が見えてきたのではないか、そう思った。

 だが、ポストでジャーナリストの大西康之がレポートし、楽天の「反攻」があるとしている。楽天モバイルは、KDDIと「新ローミング契約」を結び、この秋からはつながりにくさが解消されるはずだという。また、総務省が9月以降に、楽天モバイルにもプラチナバンドが割り当てられることが確定的で、そうなれば使い勝手が飛躍的によくなるというのである。

 だが、設備投資は1兆円を超え、さらに増えると見られているという。それをクリアするには800万件の契約者が必要というが、まだまだ日暮れて道遠しのようだ。IT界の暴れん坊はこの苦境をどう乗り切るのか、ソフトバンクともども注目である。

 お次は、ジャーナリストの森功による、「安倍元首相に隠し子がいた!?」というお話。森は、第一次安倍政権で官房副長官だった的場順三(89)から、第二次安倍政権が始まる前に、「あの話を確認した」と聞いたそうだ。

 当時週刊誌でも、安倍に隠し子がいるという報道がなされた。相手は九州福岡のクラブ「薊」で働いていた矢島薫という女性だ。

森は矢島にも話を聞いているが、彼女は、「(隠し子=筆者注)アハハ、いるわけないじゃないですか。でも、なんでそんな話になるのか不思議です。安倍さんは単なるお客です」

 安倍は的場にこういったという。

 「『あれは違うんです』と言い、さらに『もし仮に私の子供だったら、養子縁組しますよ』と否定していました」

 このレポートは前半だから、後半で「実は隠し子がいた」という展開になるのか?

 あの実直そうに見えた三木武夫にも「隠し子」がいたのだから、安倍にいても不思議ではない。もしそうだとしたら、安倍のいうように養子にして、後援会にも披露して、立候補できる歳になれば、安倍の後継として選挙に出すのではないか。そうした噂さえも出てこないのは、やはり単なる噂でしかないのだろうと思うのだが。

 

 ところで、OSO18というのは何かわかる人? 北海道の道東地区で、乳牛30頭以上の命を奪ったヒグマのことである。名前の由来は、最初に目撃された標茶町(オソツベツ)の地名と、前足の幅が18センチというところから来ているという。なかなか姿を現さない凶暴なヒグマを「駆除」したのは、釧路町役場農林水産課に勤務する40代の男性だそうだ。だが、なぜか、表に出てこないのかというと、役場に「なぜ殺した」という非難の電話が多数掛かってきているからだそうだ。

 新潮はその人物にインタビューしている。運転席からライフルのレミントンのスコープをのぞき込んで、首に一発、その後近付いて頭に一発、それからトメ(とどめ)の三発目を撃ち込んだという。

だが300キロ超のヒグマの運搬は困難を極めたそうだ。だが、その時点ではこのヒグマがOSO18だとは知らなかった。頭部の毛を採取してDNA鑑定してそうだと判明した。

 決死の覚悟で凶悪なヒグマを仕留めたのに、非難するとはどういう神経の持ち主なのか。そのために、釧路町の“英雄”は表には出られず、ひっそりとしているというのだが、何かおかしくないか? 

 

 さて、大谷翔平が野球人生最大のピンチを迎えている。「右肘靭帯の損傷」により今季中に投手として登板しないと発表された。それから約2週間が経つが、大谷は指名打者として活躍を続け、「三冠王」も射程圏内に入る。だが一部報道では、シーズンが終わる前にトミー・ジョン手術をするのではないかといわれているが、心配である。

 

 私は、BSNHKで大谷翔平の試合はほとんど見ている。右肘の損傷が明るみに出て以来、テレビで見る限りだが、大谷のスイングが鈍くなっているようだ。右肘をかばっているのだろうか。そこそこの当たりはあるが、フェンス越えというものはなくなってきている。

大谷クラスなら、ヒットを打つぐらいはそう難しいことではないだろうが、残り試合を考えて、50本の大台に乗せるのには疑問符が付き始めた。

 週刊誌もスポーツ紙も、大谷は悪くない、球団のやり方に間違いがあったからだという論調が大半を占めている。今週の新潮は「誰が大谷を壊したのか」、文春は「大谷を壊したエンゼルスの無責任」と報じている。いつもなら必ず出てくる「自己責任論」は皆無である。

 だが、こうしたアクシデントはWBCに出場する時から囁かれていたはずである。WBCに出た選手は、そのシーズンであまり活躍できないといわれていた。それが証拠に、ヤクルトの村上が苦しんでいる。だが、大谷はシーズンが始まるとホームランを量産し、投げては、弱小球団のために打線の援護が少ないにもかかわらず、10勝も挙げている。

 だが、大谷が孤軍奮闘してもチームは負け続け、顔には出さないが「無力感」があったはずである。好調なチームなら少しは休んでも見ていられるが、またまた負けたのエンゼルスでは、自分が休むわけにはいかない。そんな使命感があり、少し腕に違和感があっても、投げ続け、打ち続けたのだろう。

 だが、彼の野球人生はこれからも続くのだ。「少しは休め」と監督がいってくれたとしても、腹の底では休まれては困ると思っていることが見え見えだった。使命感、周囲の無責任体制、大谷の自己管理不足などが、大谷を故障させてしまったのだろう。

 新潮は、この故障で大谷翔平の価値は半減したといっているが、大谷は金銭にはこだわらない性格のようだから、そんなことはどうでもいいだろう。だが、困ったことに、大谷は打者部門で三冠王の可能性が出てきてしまった。ホームランは当確、打点もかなりいい線をいっている。首位打者というのが難関だが、大谷がヒットでいいと割り切れば、かなりいいところまでいくのではないか。大谷は日米の野球史上に残る選手である。早いケガからの回復を祈りたい。

 

 ところで、ジャニー喜多川から性的被害を受けていたジャニーJr.はすごい数になるようだ。その一人が関西ジャニーJr.として活動していた長渡康二(40)。SMAPに憧れ、1996年に履歴書を送り、約三か月後にジャニー喜多川から電話があったという。レッスンに通い出して二ケ月ほどが経ち、レッスンが遅くなって家に帰れなくなったため、ジャニー喜多川に電話をすると、「タクシーでここへ来な」といわれたという。そこでお決まりの性行為が始まったというのだ。長渡は当時12歳。

 その後、テレビの仕事があったため、六本木のホテルに泊まっていると、ジャニー喜多川が牛丼を持って部屋に入ってきた。口腔性交をされているときに、気持ち悪くなり逃げ出したそうだ。ホテルのスリッパをはいたまま、横浜まで泣きながら歩いたという。それをきっかけに事務所を辞めた。

 ジャニー喜多川は当時60代後半。間違いなく、彼は、姉のメリー喜多川がいっていたように「病気」だった。だが、それを知っていて、隠していたため多くの犠牲者が出てしまった。姉も“同罪”である。

 

 お次は永田町のモンスターか疫病神か、現役を離れても影響力を持っているといわれる森喜朗のお話。文春によれば、7月6日夜、パレスホテル東京に政治家たちが足早に入っていったという。向かった先は、高級なことで知られる鉄板焼の店。この日行われたのは、8日後に86歳を迎える元首相・森喜朗の誕生日を祝う会だった。

 メンバーは、国会対策委員長・高木毅(67)、政調会長・萩生田光一(60)、参院幹事長・世耕弘成(60)、官房長官・松野博一(60)、経産相・西村康稔(60)。安倍派の5人衆が勢ぞろいしていたそうである。昔の名前で出ている森など、もはや用済みと、私などは思うのだが、そうではないようだ。

 森も5人衆も、狙いは当初から下村博文元文科相(69)排除だった。昨年8月1日発売の月刊誌『正論』で森はこう語っていた。

 〈みんなの一致していることは、下村博文だけは排除しようということ〉

 森が下村を嫌うようになった原因は、新国立競技場問題だという。森は完成を自身が招致に関わったラグビーWカップに間に合うことを望んでいた。だが、設計段階で建設費が膨張し、世論の批判が増大。当時文科相だった下村が建設案の見直しを進め、森の希望は叶わなかった。以来、事あるごとに、下村を悪し様にいうようになったそうである。

 清和会の幹部がこう明かす。

 「森さんは度々五人衆を呼び出し、自らの考えを伝えてきた。影響力を保ちたい森さんにとって、特定の人物が派閥を仕切らないほうが都合がいい。下村さんを排除する一方、五人の力を均等にしたいのでしょう」

 1人裏切られた形の下村は今、何を思うのか、本人に聞いた。

――新体制をどう見る?

「会長を決め、派閥の体を成すようにしなければ、ますます清和研は軽く見られるし、結束力は強まらない。私は立場は関係なく、清和研の中で安倍さんの残した種を花開かせていきたい」

――会長への意欲は?

「はい。そういう覚悟をもってやるつもりです」

――下村外しは?

「森さんの意向ではないかと思います。清和研の中のことは、清和研の中で決めることが必要だと思う」

――(森さんに=筆者注)土下座したと?

「森さんの仰っていることは事実ではありません。『お願いします』と頭を下げたが、土下座はしていない」

 安倍の亡き後、迷走を続ける清和研の面々と、ドン面をして引き回す森にいいようにされる軟弱な派閥の行方はどうなるのか。「あと5年は俺が清話会の面倒を見る」と森は口にしているという。これも、安倍が後継者をつくらなかったからである。迷走を続ける大派閥はどこへ行き着くのだろう。

 

 さて、次は歩くスキャンダルといいたくなるような人物といえば、そう、デヴィ夫人である。今回は、慈善団体「アミチエ ソン フロンティエール」を巡る金銭トラブルだと文春が報じている。ここは社交パーティで集めたお金を国連機関に寄付することが目的で、モナコに本部があるそうだ。その日本支部が今回の舞台である。

 ここは、代表だった女性がトラブルを起こし、幹部全員を連れて辞任し崩壊寸前だった。そこで、知名度がありアミチエの名誉職にいたデヴィ夫人を代表理事に据えて再出発したそうだ。しかし、直後からデヴィ夫人は、アミチエの乗っ取りを企てていた形跡が散見されるという。まず11月、デヴィ夫人はアミチエジャポンの所在地を自身の別宅に移転。また自身の個人事務所スタッフに事務作業を担わせつつ、「モナコとの決別」を宣言するのだ。

 これは、デヴィ夫人によるアミチエの私物化の始まりだったという。

 「当初、夫人はモナコの創始者マダム・レジーヌから託されたと語っていたが、一転して『モナコとは別れる』と言い出した。そして団体のロゴから『MONACO』を削除をしたのです」(辻井ショーン理事)

 こうして団体をモナコの本部から独立させたデヴィ夫人は、水面下でもう一つの手続きを進めていた。代表理事の正式就任より前の8月末の時点で、アミチエの商標登録を個人で出願していたというのである。さらにアミチエの資金の私的流用問題が起きるのだ。

 今年の1月下旬、デヴィ夫人はウクライナを支援するとして訪問。訪問時の様子は、新聞やテレビでも報じられた。しかし、アミチエ内部では、ウクライナ訪問にかかった経費についてトラブルが勃発していた。

 「帰国後、デヴィ夫人は、ウクライナの渡航費用や物資輸送費用などを、アミチエから捻出せよと主張してきたのです。しかし、ウクライナ渡航はあくまでも夫人の単独行動です。事前にアミチエの金を使うと知らされていないし、メディアのインタビューやブログでも、アミチエの『ア』も一切出ていない。会員の年会費(三万六千五百円/人)からなるアミチエの資金を払うことは躊躇われました」(同)

 デヴィ夫人はアミチエをお財布扱いし始めたというのだ。理事らは苦肉の策として、3月の理事会で物資輸送費335万円の支出を認め、事後決済は今回までと念押ししたという。だが、文春がデヴィ夫人を直撃すると、「あなたがた、恥をかきますよ」といいながら語り始めたという。

 ウクライナ渡航費等に公私混同があった?

 「とんでもない。みんなでOKしたものです。言ったらアレですけども、ほんの少しのお金です」

 彼女にとってはほんの少しだろうが、我々庶民には途方もない額である。どちらのいい分が正しいというより、そういう感覚の女性を祭り上げた方が世間知らずで、罪は深いような気がするのだが。

 

 ところで、文春が連続して追及してきた木原誠二官房副長官の妻の「元夫殺人疑惑」は、少し手詰まりなのか、新しい視点での追及が2週ばかりないのが寂しい。今週は、実名告白した元警視庁捜査一課の佐藤誠警部補に対して、職務上知り得た秘密を漏らしたとして、警視庁が地方公務員法違反で立件しようとしていると報じている。佐藤元警部補の周辺を見回ったり、通話記録をチェックしたりして、共犯者を探しているという。

 これは、藤山智将捜査二課長が捜査の指揮をとっているそうだ。ここには書いていないが、文春の編集長や編集部員も行動確認の対象に入っているはずだ。いよいよ、警視庁上げての本格的な文春狩りが始まったようだが、こんなことで驚く文春ではないはずだ。これからどんな展開になるのか、楽しみだが、新聞、テレビはいまだに何も報じないが、これは対岸の火事ではない。

 言論、表現の自由を大切に思うなら、文春擁護に動くべきだが、警視庁や警察庁に歯向かうような志と度胸を持った記者などいないのだろうな。それが今のメディアが抱える一番の問題だと思う。

 

 お次は、なんだかんだといっても気になる女性なんだな、沢尻エリカは。今週はFLASHとFRIDAYも追いかけているが、FLASHのほうが早いのでそちらを紹介しよう。以下はsmartFLASH(08.26 06:00)からの引用。

――本誌が掴んだ沢尻エリカの新恋人は、人気眼鏡店を営むA氏。180センチはあろう長身とロングヘアは、かつて報じられた “クワマン(桑野信義)似” というより、むしろ現在の長瀬智也もかくやというイケメンだ。

 8月22日、店を閉めたA氏が向かった先は、都内にある沢尻のマンション。慣れた様子で居住者用スペースに車を停め、沢尻の部屋へと帰宅したA氏は、24日正午までの約36時間、部屋から出てくることはなかった。そして、24日も店に出勤した後、帰宅したのは沢尻宅だった。

 8月25日、店から出てきたA氏を直撃した。当初は口が重かったA氏だが、猛暑のなかで取材に応じてくれた。ジョークを交えながら答えるA氏だが、30分にわたる直撃取材の最後に、沢尻への思いがあふれた。

 「エリカは、だいぶ変化したと思います。過去に大きなこともあって、それからいろいろ自分のなかで気づいたことがあったと思います。彼女のまわりにいる人たちに聞く彼女の過去の一面と、俺が知っている現在の彼女との違いってのは、すごいありますね」

 “大きなこと”とは、もちろん2019年に彼女が逮捕された麻薬所持事件のことだろう。だが、沢尻は変わった――。新恋人はそう話すのだ。そして、記者の目を見据えてこう語った。

 「俺にとっては、ピュアで純粋な、ちょっとアホな女のコやから。それが愛なのかわからないけど、そういう人間って、かわいいじゃないですか。オープンで不器用な人ですけど、お母さんやお兄さん、家族やまわりの人にものすごく支えられてる人であると思いますね」――

  なかなかの人物のようだ。お騒がせ人間も、ようやく羽を休めるところを見つけたのだろう。

 

 さてお次はFRIDAY。関ジャニ∞丸山隆平が「19歳下」OL恋人と熱愛中だというのである。FRIDAYDigital(09月01日)から見てみよう。

――丸山は、’17年にバラエティ番組で、〈僕のファンは“妻”です〉と発言。以来、「ファンのために結婚しない」と公言し、ファンたちもその言葉を信じ、自らを“妻”と称してきた。しかし、その丸山には4ヶ月前から恋人がいた。しかも、19歳も年下の…。

 「恋人のAさんは橋本環奈似の可愛い女性です。丸山より19歳下で、今年21歳になります。都内の飲食店でアルバイトしていましたが、今は千葉県の歯科医院で働いています」(丸山の知人)

 二人の出会いは大人の社交場、六本木(港区)だったという。

 「丸山は、多くの芸能人を客に持つ会員制バーの常連で、Aさんと出会ったのは、4ヵ月ほど前。人に連れられてバーを訪れた彼女と丸山はすぐに交際に発展したと聞いています。丸山は、彼女と真面目に交際しており、丸山が親しくしている横浜流星(26)などにも紹介していると聞いています」(芸能事務所関係者)――

 丸山熱愛報道は、意外にも、それほど大きな話題になっていないという。それは、ジャニーズ事務所が大変なことになっているので、関心が丸山に集まらないようだ。不幸中の幸いか。ジャニーズのタレントたちへの関心が徐々に薄れてきていて、丸山にとっては寂しい熱愛報道になってしまったようだ。

 

 さて、今週の第1位は、可愛いワンコやニャンコを「売って」儲けているペットショップの内情を告発している新潮に捧げたい。私も犬が大好きだ。昔は近所で犬が生まれると、犬好きのところへ声をかけ、もらってもらったものだった。 ペットショップで買うのは由緒正しい血統の犬で、我々には縁がなかったし、そんなところで買おうとは考えたこともなかった。

 だが、犬好き、猫好きは多く、そこに売れれば儲かると「大量生産」するショップが出てきて、犬猫は多大な利益を上げるモノでしかなくなってしまったのだ。ここで取り上げているのは日本最大で、200以上の店舗と、海外にも店舗を持つペットショップ『Coo&RIKU』(以下クーリク)である。

 新潮によれば、今年6月、20代の女性が木更津店(千葉県)で購入したミックス犬(異なる純血種を掛け合わせた犬)は、引き渡し当日から体調を崩し、2日後に入院。獣医師から『寄生虫に蝕まれていて瀕死の状態』と告げられた女性は店に連絡した。すると店長に『治療費は払えない。犬の交換ならできます』と突っぱねられたという。

 また、昨年5月、久留米店(福岡県)でマルチーズを購入した40代女性が訴える。

 「購入した翌日の夜に下痢と痙攣で“瀕死”の状態になり、慌てて夜間動物病院へ駈け込みました。獣医には“寄生虫症と低血糖症であと数分遅れていたら死んでいた”と言われました。なのに、そのことをクーリク本部のカスタマーセンターに伝えても“二度と起こらないようにいたします”というばかりで……」

 病のある犬を売りつけ、何か起こったら交換する、今後注意するという。これが事実だとしたら真っ当なペットショップとは思えない。

 「今に始まったことではありません。この会社は命を取り扱っている意識が希薄で、利益至上主義に支配されているのです」

 こう語っているのは元社員の1人である。クーリクの創業は1999年。大久保浩之社長(44)が20歳の頃に、埼玉県草加市に開店した個人ショップが始まりだという。埼玉県でペットショップというと、1996年に起きた「愛犬家連続殺人事件」を思い出すが、まあいいか。

 目先がきいたのであろう、その後、安売り路線でチェーン展開に成功した。昔は客寄せのために広告で100円セール1万円大セールなどとやっていたという。2010年には30店舗を超えるまでに成長するも、約1億8000万円の所得隠しが発覚。同社と大久保は、東京国税局から法人税法違反(脱税)容疑で東京地検特捜部に告発されている。

 「事件直後、大久保さんは一旦、母親に社長の座を譲りますが、15年に返り咲く。母親が社長の間も実質トップは大久保さんで、拡大路線を突っ走ってきました」(元社員)

 その後も拡大は続け、売り上げ266億円(22年度)を誇る、日本最大のチェーンに上り詰めたのである。しかし、初めて繁殖現場を見たとき、そのおぞましい光景に絶句したと、元社員が振り返る。

 「交配を嫌がるメスもいるのですが、噛まれないようタオルを首元に巻いたり、2、3人がかりで押さえつけたりしてオスと交尾させるのです」

 繁殖場はゴキブリだらけだった。夜間に明かりをつけると、天井から何十匹とそれが降ってきたそうだ。

 「ネズミも毎日、2、3匹は捕獲されるくらい、そこら中を走り回っています。そんな不衛生極まりない環境の中、妊娠した母犬が毎日20~30匹ほど産室でお産を迎えるのです。広さは20から30畳くらいで一頭ごとに空間が仕切られていますが、常時、けたたましい鳴き声が響き、落ち着いて出産できる環境じゃない。母体へのストレスは大きく、産みはしたもののネグレクトしたり、果てはわが子を食べてしまう母犬もいました」(同)

 こうした購入者からのクレームや環境の汚さについて、クーリク側は、顧客とのトラブルについては、久留米店での件は協議中としながら、その他は「解決済み」と答えている。

 大量生産については、

 「施設を増やし、個別に愛情をもって飼育できる環境整備をしております。施設数を増やしたことを大量生産とする表現は、事実誤認であり誇大表現です」

 と答えた。

 命とは人間が恣意的に量産していいものではない。私は、犬や猫を「売る」「買う」という心理がよく分からない。新潮はこれまでも、保護犬の悲惨な状況やペットショップの金儲け主義を取り上げ、批判してきた。この業界を浄化するために、まだまだ追及してほしいと思う。できれば、犬猫病院の実態にも迫ってほしいと考えるが、どうだろうか。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずはポストから。

袋とじ「山崎真美、この劇的なる女。」「初フォトグラビアで波に乗れ! 美人弁護士・森詩絵里」
「あまつまりな 湿った夏の円熟」

お次は現代。

「小沢真珠 挑発する女」だけ? 

 というわけで、SEXYグラビアから遠ざかっていく現代、今まで通りにSEXY万歳のポストとでは勝負にならない。ポストの圧勝。

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