ダウンタウン・松本人志が12月28日、自身のXを更新。“芸能界引退説”を一蹴するようなメッセージを発信したとして話題だ。
26日付「週刊文春 電子版」および27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、「《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題した告発記事を掲載。
8年前、スピードワゴン・小沢一敬から「VIPとの飲み会」があるとして都内高級ホテルのスイートルームに呼び出された3人の女性が、そこに現れた松本や放送作家から性的暴行を受けたという内容であった。
報道を受けて、27日にはダウンタウンが所属する吉本興業が声明を発表し、「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」「法的措置を検討していく予定です」と完全否定。
これに対し、28日付のニュースサイト「文春オンライン」が『《新証言》松本人志と吉本興業への徹底反論 参加者A子さんが「馬鹿にされた気分」「心の底から怒り」小沢からの「脅迫」も明かす』と題した記事を掲載。
記事では、女性が声明に対して「飲み会自体が行われていないとでも言うのでしょうか。それとも私が松本さんとの性行為を好んで受け入れたとでも言いたいのでしょうか」と怒りを露わにしている。
松本人志、「やる気が出てきたなぁ~」と意味深投稿
「文春」が徹底抗戦の構えを見せる中、同日には松本がXを更新し、「いつ辞めても良いと思ってたんやけど…やる気が出てきたなぁ~」と意味深に投稿。その意図や真意は不明だが、“告発内容が事実無根であることを暗に訴えている”と受け取るネットユーザーも少なくないようだ。
今回の騒動においては、松本が長年慕っていた島田紳助の引退劇がよぎった松本ファンも多いようで、「紳助さんの前例があるから、松本も同様に引退しそう」という声が相次ぐことに。2011年当時、島田は暴力団員との交際疑惑を週刊誌に報じられ、ほどなくして芸能界引退を発表した。
それでなくても、松本はこれまで幾度となく引退をほのめかしており、今年2月24日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)でも、「どこかで僕は幕を引かなきゃいけないので。多分、自分で辞めると思うんです。
さらに遡れば、19年3月放送の『ワイドナショー』(同)では、還暦を迎えたことを理由に芸能界引退を発表した歌手・森昌子の話題に関連して、当時55歳だった松本は「上岡龍太郎さん、(島田)紳助さん、60歳手前くらいで辞めてらっしゃるんで」「そう考えると、俺もそこまで長くないんじゃないかな」とコメントしていた。
今年、相方の浜田雅功とともに還暦を迎えた松本。「やる気が出てきたなぁ~」という言葉を見る限り、来年もお笑い界の頂点に君臨し続けることになりそうではあるが、果たして……。
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