広末涼子

 女優・広末涼子が今月16日、自身が代表を務める個人事務所・株式会社R.Hを設立し、近く芸能活動を再開することを発表して物議をかもしている。

 広末は昨年6月に人気シェフの鳥羽周作氏とのW不倫を報じられ、無期限活動休止処分を受けて謹慎中だったが、10代の頃から約26年間所属していた芸能事務所・フラームを退社。

私生活では昨年7月にアーティストのキャンドル・ジュン氏との離婚を発表していた。

 スポーツ紙の芸能担当デスクはこう語る。

「広末さんは無期限活動休止処分こそ受け入れたものの、その後もフラームとの軋轢(あつれき)が伝えられていました。一部では2億円ともされる出演CMの損害賠償金の支払いの負担を拒否しているといった報道もありましたが、こちらに関しては先日に広末さんの代理人弁護士がコメントを発表して否定。表向きは円満退社という形になっていますが、相当揉めたのは間違いないでしょう」

 今回の広末の独立を受けて、改めて注目度が高まっているのが鳥羽氏の存在だ。

 広末と昨年に妻と離婚した鳥羽氏はいまだに交際を続けており、今夏にも結婚するといった報道も。

また、今回の独立の要因のひとつとして前所属事務所により提示された「鳥羽氏との関係を断つ」といった復帰の条件を広末が突っぱねたといった話も取り沙汰されている。

「広末さんは清純派アイドルとしてブレークした若い頃からそのイメージとは裏腹に“恋多き女”として知られ、過去の恋愛を見ても自身のタレントイメージや周囲の助言などどこ吹く風とばかりになりふり構わず恋路に突っ走るタイプでしたからね。鳥羽氏といまだ関係が続いていたとしても不思議ではありませんが、芸能活動を再開するうえで不倫略奪愛の悪印象がネックになるのは間違いなく、前所属事務所の意向も至極当然のことでしょう」(前出のスポーツ紙芸能担当デスク)

 広末本人が社長を務める株式会社R.Hのホームページによると、「今後も引き続き、俳優業に邁進し、お芝居と真摯に向き合っていきたいと考えております」とのことだが、世間の反応を見てもお世辞にも前途洋々とは言い難い状況にも思えるが、今後の広末について別の芸能事務所のマネジャーはこう話す。

「鳥羽シェフが最近、米ハワイのレストランからコラボのオファーを受け、日本とハワイを行き来しているという話が何とも気になるところですよね。元々、広末さんはハワイ好きとして知られ、15年には日本人女優として初めて『ハワイ国際映画祭』のキャリア功労賞を受賞するなど縁も深い。お子さんの海外留学も広末さんが勧めたそうですし、『ハワイで鳥羽シェフと合流して籍を入れ、現地を拠点に活動するのではないか』と業界内ではもっぱらです。

近年では杏さんがフランスで芸能活動を行っていますが、YouTubeやSNSを駆使すれば海外を拠点とした活動も可能ですし、ハワイなら日本との行き来もよりしやすいうえ、アパレルのプロデュースなどのサイドビジネスもやりやすいでしょうし」

 2人の愛の逃避行、その行きつく先は南国の楽園か――。