『笑っていいとも!』終了から10年 「現在だったらレギュラー...の画像はこちら >>

 長年、日本のお昼を彩ってきた『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の終了から、10年がたった。

 1982年10月から2014年3月まで、31年半にわたって放送された『いいとも!』への出演はタレントにとって、ひとつのステータスだった。

「いいともレギュラー」という肩書きは、スターの証だったのだ。

 あれから10年、メディアは多様化の時代を迎え、誰もが憧れを抱くようなテレビ番組は少なくなった。例えば今、『いいとも!』が現存していたらどんな出演者だったのだろうか。

 タレントの格、芸歴、立ち位置、人気などを考慮し、『いいとも!』終了時のレギュラーメンバーになぞらえて考えてみたい。

 総合司会は、もちろんタモリである。あと、異論は認めます、すみません。

■月曜日

(終了時レギュラー)
SMAP香取慎吾
さまぁ~ず三村マサカズ
千原兄弟千原ジュニア
渡辺直美
HKT48・指原莉乃
武井壮

まず香取だが、アイドルグループとしてのSMAPはバラエティの『いいとも!』と同じくらい、替えの効かない唯一無二の存在である。こればっかりは格が下がるのはどうしようもないので、SMAP枠は旧ジャニでなんとかする。月曜は平野紫耀

さまぁ~ず三村枠は、ピンで別々の曜日に出ても違和感がないという意味で考えると、霜降り明星が適任だろう。ここにはせいやを置きたい。

ジュニア枠の10年後となると、大阪NSCなら18期あたり。19期の麒麟川島明が回し能力、カリスマ性、相方との格差、相方が天然ツッコミ、シャクレなど共通点も多そうだ。

なお『ラヴィット!』は存在しないものとする。

直美枠はキャラこそ違えど、今ならやす子だろう。直美って21で『いいとも!』に入って26で番組が終わってるのである。早い。

指原のところには、安直だが村重杏奈あたりか。武井壮は横川尚隆くん、これは簡単。

■火曜日

(終了時レギュラー)
SMAP・中居正広
さまぁ~ず・大竹一樹
バナナマン
ローラ
ハライチ澤部佑

こちらも中居くんの代わりとなると荷が重いが、河合郁人にお任せしたい。本人もMC志向だし、がんばってくれると思う。タモリとの相性もよさそう。

大竹のところは粗品。大竹が当時46歳、粗品が今31歳と考えると、粗品のタレントとしての完成度には目を見張るところだ。

バナナマンのところにはチョコレートプラネット。実は2組は『キングオブコント2008』(TBS系)で顔を合わせているが、MCも張れて好感度もあって、という共通点で選んだ。

ローラには、ハーフ枠ではないがゆうちゃみを当てはめたい。何かあってもビクともしない感じ。

澤部はそのまま澤部でもいいのだが、東京ホテイソン・たけるを置きたい。清潔感もあるし、『チャンスの時間』で先輩の口笛なるおを食いまくったツッコミの腕を買う。

■水曜日

(終了時レギュラー)
爆笑問題太田光
タカアンドトシ
柳原可奈子
栗原類
アルコ&ピース/ウエストランド/パンサー

太田光の代わりと考えると直系のウエストランド井口浩之を置きたいところだが、ここは格も考えて千鳥・ノブ。『いいとも!』レギュラーのオファーがあったらすごい喜びそうだし。

逆に大悟は断りそうだし。あくまでイメージです。

タカアンドトシのところはかまいたちで問題ないだろう。それにしてもMC級がゴロゴロしている『いいとも!』という番組のすごさを思い知る。

柳原のところはサーヤ。福田の麻貴ちゃんでもいいと思うが、若さを取りたい。

栗原類って、どういう立ち位置で出てたんだっけ。山田裕貴だと健康的すぎる気もするし、DJ松永とか、そのへんのような気がする。

無名の週替わり3組は10年目くらいまでと考えると、ケビンス、エバース、ゼンモンキーにしておく。

(文=新越谷ノリヲ/後編につづく