アイドルファンを敵に回した発言だった?
明石家さんまが3月31日放送の『週刊さんまとマツコ』(TBS系列)に出演。日頃のある不満をぶちまける一幕があった。
番組では名古屋のテレビ、芸能事情について、ゲストの大前町田・大前りょうすけが中日ドラゴンズ好きというだけで戦っていける名古屋の芸人事情を告白。その流れで、“ビジネス中日ファン”とおぼしき女性タレントが増えている実情を説明した。
「そのトークにさんまは『わかる!』と激しく同意すると、『今、アイドルそうやねん。サッカーチーム、野球とか、ちょこちょこアンバサダーみたいなんなっとるよな。俺それ遠くから腹立っててん』『ファンでもないのにやな、このアホ!』と一刀両断。同じく中日ファンのスピードワゴン・井戸田潤の『応援する気持ちがあればOK』という持論を遮るように、『ないない! そいつらないよ! ちょとな、言いたかってん前から』とさらに態度を硬化させていました。さんまといえば、これまでサッカー通として番組に呼ばれることもしばしばありましたが、最近は元日向坂46・影山優佳などがそのポジションを席巻。そういった業界の新潮流にモヤモヤした気持ちを抱えていたのかもしれません」(芸能ライター)
しかし、ネット上ではさんまの発言に「腹立つのも怒るのもお門違い過ぎる」
「ある程度知ってて学ぼうとする姿勢があれば良いと思う」「さんまはサッカー、野球好きを公言するアイドルは全部嘘だというとんでもない偏見もっていそう」などとブーイングが続出。とりわけ、乃木坂46ファンから反発を食らっているようだ。
「乃木坂46には佐藤楓、遠藤さくら、筒井あやめの3人が名古屋出身ですが、彼女たちは野球好きとは言っていないので、大前の指すアイドルには当てはまりません。しかし、メンバーの久保史緒里や黒見明香、向井葉月は生粋の野球ファンで、知見もあり熱量も高い。また、そこが評価されて仕事に結びつけており、向井は西武ライオンズ愛をアピールしてこなかったにもかかわらず、先日には『文化放送ライオンズナイター』史上初の公式マネージャーに抜てきされてもいます。
スポーツ界に進出する昨今のアイドルたちの「ガチっぷり」を見れば、さんまも考えを改めるに違いない。