4月ドラマが続々とスタートしているが、3月29日に最終回を迎えた主演・阿部サダヲ、脚本・宮藤官九郎によるドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の“ロス”から回復できていない人も多いだろう。
1986年と2024年をつなぐタイムスリップコメディである本作のラストでは、さらに未来の2054年から教え子の井上昌和教授(小野武彦)が昭和にやってきて、小川先生(阿部)にタイムトンネルの発見を報告。
ドラマのプロデューサー・磯山晶氏は、4月3日のデイリースポーツの取材に対し、宮藤氏とのやり取りの中で続編が議題になっていることを明かすも、「未来に行っても話が作れないし、過去に、ってなると何のために行くんだろうってなる。だから、作りようがないねってなってます」と現状を説明している。だが、ここにきてTBS内に何としても続編を制作させたい事情が出てきているという。
テレビ関係者が明かす。
「来年の放送を予定していた『VIVANT』の続編が難航しているのです。
『VIVANT』といえば、監督の福澤克雄監督が往年の名作映画『スター・ウォーズ』をオマージュしていたことを明かしていたが、『不適切にも~』は作中でも語られた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』オマージュとして、シリーズ化されていくのかもしれない。