セックス動画により一躍スターダムにのし上がった、キム・カーダシアン。先日、彼女の異父妹であるカイリー・ジェンナーのセックス動画が公開されたという疑惑が持ち上がり、米ネット民が騒然としている。
一族を追うリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で、世界的な知名度を上げた、カーダシアン/ジェンナー家の人々。その中で今、最も注目されているのが、カイリーである。カイリーが注目を集めるようになったのは、16歳の終わり頃から。タトゥーだらけの黒人ラッパー、タイガとつるむようになったのがきっかけだった。
最初は大勢の友人を含めて遊んでいたようだが、そのうち2人の親密な姿が目撃され始め、タイガが、自分の子どもを産んだ女性と破局したことから、「カイリーがタイガを略奪した」と大騒ぎされた。しかし2人は交際を否定し、あくまで「友人」だと言い張り続けた。
世間は男女の仲だと疑い続けてきたが、2015年8月のカイリー18歳の誕生日以降、晴れて2人は交際を公に。11月には破局報道が出たが、すぐに復縁。
破局の原因だが、「カイリーが、タイガの女遊びやウソに耐えられなくなった」との説が有力。カイリーがタイガのことで悩み、泣いている姿を見てきた『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』視聴者は、2人の破局に大喜び。
そんな中、タイガがカイリーと撮影したセックス動画を持っているという報道が流れたのだ。
米ゴシップ芸能サイト「HollywoodLife.com」は12日、「カイリーは、タイガが動画を売ることはないと信じているが、彼の悪友がカイリーを辱めるためにネット上に流出させるのではないかと恐れている」「だからカイリーはタイガとの破局について口を閉ざしている。自分や家族がタイガを悪く言えば、彼の悪友が逆ギレして動画を流出させると警戒しているからだ」という情報筋の話を紹介した。
そして約1週間後。タイガの公式ウェブサイトに「カイリーとのセックステープ」が30分間ほど掲載されたと報じられた。
23日になると、米大手ゴシップ芸能サイト「Radar Online」が、水面下で「若い女性がアフリカ系アメリカ人男性とセックスをしている写真が売りに出されている」と報道。この写真は、タイガとカイリーのセックステープのスクリーンショットだと伝えた。同サイトはさらに、「タイガとカイリーは交際中、何本かのセックス動画を作成した。別れる前、そのうちの1本を流出させようと2人で計画まで立てていた」「カイリーはキムを手本にしており、同じ道をたどりたいと思っていた」とも報じた。
カイリーとタイガのセックス動画だが、米メディアは存在する可能性が高いと見ている。なぜなら、流出する危険があるとわかっていながらも、カーダシアン家の人々は積極的にセックス動画を撮影してきたからだ。
03年に元カレで歌手のレイ・Jとのセックステープが流出し、一躍スターになったキムは、現夫であるカニエ・ウェストともセックス動画を撮影したと認めている。母親のクリスも元夫で、現在は女性として暮らしているケイトリン・ジェンナーとのセックス動画を撮影したと発言しているし、カーダシアン三姉妹の長女コートニーも元カレとセックスしているビデオがあると報じられ、三女のクロエも売春宿で死にかけたラマー・オドムとのセックス動画が存在することを告白している。クリスは最初の夫で故人であるロバート・カーダシアンともセックスしているところをビデオで撮影していたと暴露されているし、この家族にとって、セックスを撮影することは「より良い男女関係を築く上で必要不可欠」と捉えられているようなのだ。
このように、周りの誰もがセックス動画を撮影しているとはいえ、カイリーはまだ10代。
また、タイガをプロデュースしてきたカニエが、「この件についてイライラし始めており、タイガに、『もしそんな動画があり、流出した日には、お前をハリウッドから追放する。ラッパーとしてのキャリアも終わりにさせ、お前のアパレルブランドも潰す』と警告した」という報道も流れている。最近、奇行で注目されているカニエだが、カーダシアン家は彼をかばい続けており、もしタイガが義理の妹を泣かせるようなことをしたら決して黙っていないだろう。
タイガのウェブサイトに、カイリーと撮影したセックステープが本当に掲載されたのか、今のところ真相は判明していない。もし、掲載されていたとしても、故意にではなく、またはタイガ以外の人物が投稿した可能性が高い。
ネット上では、「本当に存在するならチラ見させろ!」「こんな時、タブロイドが頑張らずに、いつ頑張る!」といった声が飛び交っており、2人のセックステープに興味津々。「露出度の高い写真をインスタグラムに投稿しまくってるんだから、もういいじゃん」「別に見たくもない」といった声も上がっているが、世の殿方の多くは、「ぜひ、見てみたい」と動画の公開を切望。当分の間、セックステープの話題で持ち切りとなりそうである。