ヘンリー王子と共にナイジェリアを訪問したメーガン夫人が、現地で開催されたパネルディスカッションでナイジェリアを「私の祖国」と表現したことに、反発の声が上がっている。
目次
・メーガン夫人、ナイジェリア訪問で「私の祖国」発言
・ナイジェリア女性は「マナーを学んで身につけてほしい」とピシャリ
・ブランドにとってはメーガン効果は抜群
メーガン夫人、ナイジェリア訪問で「私の祖国」発言
現地時間5月10日、ヘンリー王子と共にナイジェリアを訪問したメーガン夫人。先月開催されたポロのチャリティー試合でも着用したカリフォルニアの高級ブランド「ヘイディ・メリック」のドレスで登場したが、「ウィンザー」という名のドレスだったことから「私はロイヤル」だとアピールしていると、一部の英メディアは厳しく批判した。
背中が大きく露出しているこのウィンザードレスで、夫人は王子とと共に地元の学校を訪問。その後、ナイジェリア軍の国防本部で開催された式典には、キャサリン妃もお気に入りのブランド「アルチュザラ」の白のパンツスーツで出席し、ネット上では「キャサリン妃が嫌がるようなことをわざとしている」と叩かれた。
翌日、メーガン夫人は世界貿易機関(WTO)事務局長ンゴジ・オコンジョ=イウェアラと共に、パネルディスカッション「Women in Leadership」を開催。1時間遅れて会場に登場した夫人は、ナイジェリアのファッションブランド「Orire」の真紅のストラップドレスを着用していた。
2年前に「遺伝子検査で、43%ナイジェリア人だとわかった」と告白している夫人は、まず「私と夫を、“”私の祖国”に、みなさんが温かく迎え入れてくださったことに感謝します」と発言。
ナイジェリア人で、祖国だと発言したことに、ネット上は騒然となった。そして、この言葉にアンチ以上に反応したのが、ナイジェリアにルーツを持つ女性たちだ。
ナイジェリア女性は「マナーを学んで身につけてほしい」とピシャリ
ロンドンのラジオ番組『The Right Direction』に出演した3人の女性は、司会者に「メーガン夫人がナイジェリア人だと知り、誇りに思わないのかい?」と聞かれ、「誇りに思う理由がない」とピシャリ。
「それより彼女が受けたというDNA検査がどんなものなのかに興味がある。この手の話はあまり信用できないから」と冷たく反応した。
「メーガン夫人のことをナイジェリア人だと思えないのは、あなた方が王室に良い印象を持っていないからではないか」という質問には口をそろえて、「違う。彼女の言動を見て、彼女に悪い印象を持ったのだ」と回答。
「ナイジェリア女性は、嫁ぎ先に敬意を払う。
また、「彼女は王室に計り知れないダメージを与え、涼しい顔をしている。そんな女性に、私はナイジェリア人よと言われても……」と王室との関係について言及。
ナイジェリアを「祖国」と呼ぶ彼女に、今後、ナイジェリアのために何をしてもらたいか? という質問には、「王室にいるわけでもない、アメリカで生活を送っている彼女に、何も期待しない。ナイジェリア人だと主張するなら、ナイジェリアに来てマナーを学んで身につけてほしいとだけ言いたいわ」と答えた。
このラジオ番組は、英国に住むアフリカ出身者の子孫からなるコミュニティ、アフリカン・ディアスポラ・コミュニティに関するニュースやイベントを紹介するYouTubeチャンネル『Hot Receipts』に公開されたが、ネット上で共感を呼んでいる。
ブランドにとってはメーガン効果は抜群
さらには、メーガン夫人が2日目の夜に着用したドレスも炎上。肩が露出したドレスだったことから、「保守的なナイジェリア人は眉をひそめてるんじゃない?」「女性はみんな肩を覆った伝統的な正装なのに、夫人だけ浮いている」という声が相次いだ。
ちなみに、メーガン夫人のドレスチョイスだが、ファンや一部のメディアからは「世界中のブランドを取り入れており、シックで素敵」だと高い評価を得ている。
パネルディスカッションで着用していたドレスはソールドアウトしただけでなく、ブランドのウェブサイトが アクセス過多でダウンしたとまで報じられており、ブランドにとってはメーガン効果は抜群のようだ。
今回のナイジェリア訪問はアーチウェル財団の活動も絡んでいたとみられているが、カリフォルニア州司法長官から資金集めを停止するよう命じられていることが判明。サセックス公爵夫妻は、これまでにないほど前途多難だとささやかれている。