インタートレードの株主優待は、毎年9月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を3年未満保有する株主に、子会社が運営するECサイト『健康いいものonline』、もしくは本社併設サロンで利用できる『クーポンコード』(1万2000円相当)を贈呈。
今後は、「健康いいものonline」が譲渡され、本社併設サロンも閉鎖されることになったことから、「クーポンコード」が使えるサイトが変更に。具体的には、ベータグルカンをたっぷり含む上質な“はなびらたけ”から生まれたサプリメントと化粧品を販売するサイト「Beauty Glucan」で使えるようになる。
この株主優待の変更は、2020年9月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。
インタートレードの株主優待制度の詳細と利回りは? ■インタートレードの株主優待内容 基準日 保有株式数 保有期間 株主優待内容 9月末 100株以上 3年未満 クーポンコード1万2000円相当(2000円相当のコード×6個) 3年以上 クーポンコード2万4000円相当
(2000円相当のコード×12個) 備考※クーポンコードは、「Beauty Glucan」で5000円以上の買い物につき、1個利用可。
インタートレードの2020年1月29日時点の株価(終値)は512円なので、株主優待の利回りを計算すると、以下のようになる(※保有期間は3年未満とする)。
(100株・3年未満保有の場合)
投資金額:100株×512円=5万1200円
優待品:クーポンコード1万2000円相当
優待利回り=1万2000円÷5万1200円×100=23.43%
インタートレードの株主優待は、自社で運営する“はなびらたけ”由来の成分で生産するスキンケア商品などを取り扱う「Beauty Glucan」で使える「クーポンコード」。株主優待利回りは100株保有時で23%超と高利回りだが、「Beauty Glucan」の商品を購入したい人はかなり限定されるのに加えて、5000円以上の買い物1回につき2000円分のクーポンコード1つしか使えないので、クーポンコードを使い切るには3万円分の買い物が必要になるため、計算上の株主優待利回りほどのお得さはない。
インタートレードは東京都中央区に本社を置き、証券ディーリングシステムやFX取引システムの提供などを行う会社。2020年9月期(通期)の連結業績予想は、売上高24億5000万円の黒字(前期比36.8%増)、営業利益は1億7000万円の黒字、経常利益は6000万円の赤字、当期純利益は2400万円の赤字。金融システムについては新たな金融プラットフォームの開発・提供、ヘルスケア事業では「はなびらたけ」メーカーとしての地位を確立し、健康長寿社会に貢献するビジネスを目指す。
■インタートレード業種コード市場権利確定月情報・通信業3747東証2部9月末株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り512円100株5万1200円ー※株価などのデータは2020年1月29日時点。※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。