日水製薬の2020年10月29日時点の終値は1031円なので、株主優待が廃止されなければ、株主優待利回りは以下のようになっていた(※年2回、株主優待を受けたものとして計算)。
(100株保有の場合)
投資金額:100株×1031円=10万3100円
優待品:QUOカード1000円分
株主優待利回り=1000円÷10万3100円×100=0.96%
(500株保有の場合)
投資金額:500株×1031円=51万5500円
優待品:選べるギフト4000円相当
株主優待利回り=4000円÷51万5500円×100=0.77%
(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×1031円=103万1000円
優待品:選べるギフト1万円相当
株主優待利回り=1万円÷103万1000円×100=0.96%
日水製薬の株主優待は、「QUOカード」や「選べるギフト」だったが、2020年3月実施分で「廃止」となることが発表された。いずれも個人投資家に人気のある優待内容だったため、失望している株主は多そうだ。なお、日水製薬は同時に、2021年3月期の第2四半期の連結業績と、これまで「未定」としてきた通期の業績予想、さらに配当予想も発表している。第2四半期の連結業績は前年同期より大幅な減収減益となり、配当予想も前期比で10円の減配予想となった。これらの発表は10月29日の14時に発表されたが、発表後から株価は下落。終値は、前日終値1072円より41円安い1031円(-3.82%)で引けている。