AOSデータ株式会社は、観光テック分野の32業界クラスターを網羅したカオスマップを公開したと発表した。

観光テック業界は近年、ABC MIND(AI、Blockchain、Cloud、Metaverse、IoT、Network、Data)などの先端技術の進化により大きな変革を遂げているという。
これらの技術が観光業にどのように取り入れられ、どのように活用されているのかを理解するために、同社は、ChatGPTを使って、各領域を8つのメインカテゴリと4つのサブカテゴリ、合わせて32業界クラスターに分け、各クラスター毎に代表的な日本の企業をピックアップした「観光テックカオスマップ」を作成したとのことだ。
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via プレスリリース「観光テックカオスマップ 2023版」は、デジタル体験、データドリブン観光、顧客エンゲージメント、サステナビリティ観光、スマート交通、デジタルマーケティング、スマートインフラ、観光テックの未来の8つのメインカテゴリで構成されている。それぞれのカテゴリはさらに、より具体的な4つのサブカテゴリに細分化され、ひとつひとつの業界クラスターには、その分野で活躍する日本の企業がリストアップされている。

・カオスマップの業界クラスター一覧
1. デジタル体験(AR/VR観光、デジタルガイド/マップ、バーチャルツアー、モバイルアプリ)
2. データドリブン観光(ビッグデータ解析、人流解析、AI予測、行動分析)
3. 顧客エンゲージメント(パーソナライズ旅行、リアルタイムフィードバック、CRM、ゲームフィケーション)
4. サステナビリティ観光(エコロジー、知識と教育、サステナビリティ評価、環境モニタリング)
5. スマート交通(自動運転、MaaS 、ドローン、スマート航空)
6. デジタルマーケティング(SEO/SEM、マーケティングオートメーション、ソーシャルメディア、コンテンツメディア)
7. スマートインフラ(スマートホテル、スマートシティ、IoTデバイス、データインフラ)
8. 観光テックの未来(新技術、ロボット、プロジェクションマッピング、ブロックチェーン)