AOSデータ株式会社は、ガブテック分野の32業界クラスターを網羅したカオスマップを公開したと発表した。

公共サービスは近年、ABC MIND(AI、Blockchain、Cloud、Metaverse、IoT、Network、Data)などの先端技術の進化により大きな変革を遂げている。
ガブテックは、伝統的な方法やプロセスが残っている公共サービスを効率化し、市民生活の質を向上させる力を持っているという。これらの技術が政府・自治体にどのように取り入れられ、どのように活用されているのかを理解するために、同社は、ChatGPTを使って、各領域を8つのメインカテゴリと4つのサブカテゴリ、合わせて32業界クラスターに分け、各クラスター毎に代表的な政府、自治体、及び、日本の企業をピックアップした「ガブテックテックカオスマップ」を作成したとのことだ。
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via プレスリリースガブテックカオスマップ2023版は、データの利活用、行政のデジタル化、市民サービスの向上、スマートシティ、サイバーセキュリティ、コミュニケーション・エンゲージメント、インフラ、災害対応・管理の8つのメインカテゴリで構成されている。それぞれのカテゴリはさらに、より具体的な4つのサブカテゴリに細分化され、一つ一つの業界クラスターには、その分野で活躍する政府、自治体、及び、日本の企業がリストアップされている。

・今回、掲載されたガブテックカオスマップの業界クラスタ一覧
1. データの利活用
(データ共有プラットフォーム、オープンデータの公開、ビッグデータ解析、データドリブン・意思決定)
2. 行政のデジタル化
(e-ガバナンス、オンライン手続き・申請、デジタルID、デジタル文書管理)
3. 市民サービスの向上
(オンライン公共サービス、スマートヘルスケア、オンライン教育・研修、公共交通サービス)
4. スマートシティ
(IoTインフラ、エネルギー管理、スマート交通、都市安全・セキュリティ)
5. サイバーセキュリティ
(情報保護、セキュリティ・監視対応、サイバー教育・研修、政府のセキュリティポリシー)
6. コミュニケーション・エンゲージメント
(ソーシャルメディア管理、オンライン公聴会、デジタル広報、オンライン投票・意見収集)
7. インフラ
(デジタル決済インフラ、公共Wi-Fi & ネットワーク、スマートビルディング、グリーンエネルギー)
8. 災害対応・管理
(災害情報システム、緊急通報システム、災害時のデータ共有、リアルタイムモニタリング)