今作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日が1クールかけて描かれる、謎と愛と奇跡の物語。
先週放送された第7話で、勝呂寺誠司(二宮)は「アネモネ」にさらわれた立葵査子(福本莉子)を救出する。一方、「葵亭」に倉内桔梗(中谷)が笛花ミズキ(中川大志)のことを聞きにやってきた。立葵時生(大沢)とは知り合いのようで、よそよしい会話をかわし……。
<第8話あらすじ>
記憶を失ったまま逃亡を続けていた勝呂寺誠司(二宮)は、ついに警視庁組織犯罪対策部管理官・蜜谷満作(江口洋介)との対面を果たす。
一方、「横浜テレビ」のキャスター・倉内桔梗(中谷)は、誠司と蜜谷が合流する場所へと急いだが、すでにふたりの姿はなかった。同じころ、立葵時生(大沢)の店「葵亭」では、時生の娘・査子(福本)が、以前天樹勇太と交際していた竹本梅雨美(桜井ユキ)の取材準備を進めていた。時生は妻の墓参りをするため外出中だった。
蜜谷は誠司に、天樹勇太のことを話そうとする。その時、バス停でバスが停車する。そこに乗り込んで来たのが、アネモネの幹部・神林淳(一條恭輔)だった。神林は、証拠として誠司と蜜谷が一緒にいるところを写真に収めると、他の乗客に気付かれぬようにして誠司に拳銃を突きつけ、バスから降りるよう命じる。その時、バスが急停車した。その隙をついて拳銃を払う誠司。