今作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日が1クールかけて描かれる、謎と愛と奇跡の物語。
先週放送された第8話で勝呂寺誠司(二宮)は蜜谷満作(江口洋介)と「天樹勇太」について話をするためバスに乗ると、「アネモネ」の幹部も乗り込んできてピンチ! さらに、亡くなった妻の墓参りに向かっていて立葵時生(大沢)の乗り合わせていて……。
<第9話あらすじ>
路線バスをジャックした勝呂寺誠司(二宮)は、蜜谷満作(江口)から、天樹勇太が警察官であり、「アネモネ」を潰すために蜜谷が勝呂寺誠司として組織に送り込んだと聞かされる。警察に取り囲まれた誠司は、亡き妻の墓参りに行くためにバスに乗っていた「葵亭」のシェフ・立葵時生(大沢)を残し、その他のバスの乗客たちを解放する。解放されていく人質たち、そのとき、バスの中で銃声が響いた。
バスジャック事件を伝えるニュース映像を見ていた竹本梅雨美(桜井ユキ)は、いてもたってもいられずに店を飛び出す。心配になって梅雨美を追う細野一(井之脇海)。残された蛇の目菊蔵(栗原英雄)は、警察官の山田隆史(今井英二)に協力を求め、残された時間に出来ることを、と開店準備を進める。
蜜谷は、神奈川県警捜査一課長・一ノ瀬猛(遠山俊也)に、誠司が暴れ出したので仕方なく威嚇射撃をした、と説明する。「失態続きの神奈川県警の代わりに俺がやってやった」とうそぶく蜜谷。一ノ瀬は「この街で好き勝手なことは許さない」と蜜谷を非難する。
そんな中、バスジャックの現場で取材を続けていた「横浜テレビ」のキャスター・倉内桔梗(中谷)は、事情聴取を終えた時生から重大な事実を聞かされ……。