12月17日の東野幸治がMCを務める『マルコポロリ!』(カンテレ、毎週日曜13:59~)では、何度も活躍している芸人が集結し、番組にハマる新たな“ポロリスター”を発掘する年末スペシャル企画「マルコポロリ-1グランプリ」が放送される。

「マルコポロリ-1グランプリ」では、“『マルコポロリ!』のレジェンド”こと永野、タイムマシーン3号山本浩司三浦マイルドにゃんこスタースーパー3助、ウエストランド・井口浩之らビッグ5が勢ぞろい。
この5人が「『マルコポロリ!』に絶対ハマる!」と激推しする芸人が『マルコポロリ!』メインゲスト出演権をかけてネタを競う。『マルコポロリ!』にぴったりな個性ある精鋭たちが続々登場! はたして初代王者の栄冠を手にするのはどの芸人なのか?

トップバッターは、井口が推す実力派コント師。タイタンの太田光代社長にとんでもない失礼を働く人間性を井口が明かす……と思いきや、なぜか井口が東野の制裁を受ける事態に。井口の最低すぎる裏切りに、ほんこんが「おまえのこと好きなのは東野だけや!」と一喝する一幕も!?

山本が推薦するのは、くせ者のベテランものまね芸人。山本が太鼓判を押す“玄人好み”なネタを見られるはずが……全力すぎてまさかの大暴走!? 空気が読めないベテランに、山本だけでなく永野や井口も怒りを炸れつさせる!

『R-1ぐらんぷり2013』王者・三浦のイチオシは、マイルド軍団のメンバーでもある大阪のコンビ。ニッポンの社長やビスケットブラザーズなど同期芸人がブレイクする中、2人がくすぶっている最大の原因は、マイルド曰く女子ウケするはずのない “気持ち悪さ”らしい。
そんな弱みを武器に変えるべく「マルコポロリ-1グランプリ」に挑む彼らに対し、“M-1王者”井口が「下ネタやる人って何がしたいの?」と辛口講評!? さらに、番組恒例の“三浦マイルドのX特集”も。

続いて、スーパー3助は推している後輩芸人とのユニットネタを披露。ちゃっかり自分まで前に出てネタを披露するも、3助から発せられる奇声の連続に審査員たちが終始耳をふさぐ始末。しかし、出番の最後には井口が膝から崩れ落ちるほど笑い泣きするまさかの展開が。

ラストバッターは、東野を差し置いて番組スタッフとの距離を縮める“ご意見番”永野が「『マルコポロリ!』でしか救済できない」と断言する女性ピン芸人。“キラキラした女芸人”が増えた昨今の風潮に完全に逆行する女帝がとんでもないラップネタを披露すると、東野がその場に座り込んでもん絶!? 東野や審査員たちに「めちゃくちゃおもろかった」と言わしめた渾身のネタとは?

<東野幸治コメント>
――収録を振り返っていかがでしたか?

今回は『マルコポロリ!』で特にお世話になっているゲストの“おすすめ芸人さん”にネタを披露してもらったんですけど、なぜか紹介する方の芸人が“おすすめ芸人さん”そっちのけで前に出たがるんです。
とにかくめちゃくちゃで、我々としてはちょっと計算違いでしたが面白かったです。

――今回のゲストの中で、特に印象的だった方は?

ウエストランド井口くんですね。久しぶりに会ったら『M-1グランプリ2022』のチャンピオンとして1年間いろんな仕事したせいで、顔がめちゃくちゃむくんで、ボロボロになっていました。でも「マルコポロリ-1グランプリ」でいっぱい泣いて笑ったおかげで、最後は元気になって帰っていったので、よかったなと思いました。『M-1グランプリ2023』 決勝戦まであと少しですからね。井口さん、1年間チャンピオンお疲れ様でした。


――「マルコポロリ-1グランプリ」出場者の中で、特に印象に残ってる方は?

最後に登場した女性芸人ですね。ネタの向こう側の人生を感じて、奥行きがありましたね。実はその方は、スタジオに過去に付き合っていた方がいたんです。おふたりは、まるで北川景子さんとDAIGOさんのような顔で、付き合っていた当時のことをかっこいい話みたいに喋ってくれました。

――「マルコポロリ-1グランプリ」ならではの魅力は?

『M-1グランプリ』じゃないけど、このごろはやたらと芸人さんを美化する風潮があります。でも僕はこの「マルコポロリ-1グランプリ」で、芸人さんってそんなきれいなものじゃない、そもそもこういうものやったと、我に返りました。
「これでも皆さん芸人やりますか?」という人を集めました。みなさんぜひ見ていただいて、お子さんが夢中で見ていたら親御さんは「こんな人になったらあかんよ」と注意してあげてください。ぜひ、賞レースとは一風変わった「マルコポロリ-1グランプリ」を楽しんで見ていただけたらうれしいです。