アストンマーティンValkyrie IMSAデトロイト戦にて再び市街地コースへ

ロングビーチのベスト成績で得た手応えを手に、アストンマーティンTHORチームとValkyrieがデトロイトのダウンタウンの公道で開催されるレースに向かうアストンマーティンTHORチームのドライバー、ロマン・デ・アンジェリスとロス・ガンが英国のハイパーカーで米国のストリートレースに挑むValkyrieは2025年にIMSAと世界耐久選手権（WEC）という2つの世界最高峰スポーツカーシリーズの両方で戦う唯一のハイパーカーアストンマーティンTHORチーム、Valkyrieの6月ル・マンデビューを前に4連続ポイントフィニッシュ達成を狙う[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2616/110881/700_466_20250530132419683932f3d04e8.jpg2025年5月28日、デトロイト（米国）:驚異の新型ハイパーカー、アストンマーティンが、北米最高峰の耐久シリーズIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権（IMSA）第5戦で今シーズン2度目にして最後のストリート戦となる、デトロイトのダウンタウンを巡る1.7マイルのタイトな市街地コースに臨みます。アストンマーティン初の「ル・マン・ハイパーカー」（LMH）であるValkyrieは、IMSA最上位のGTPクラスで唯一、公道仕様のハイパーカーをベースにしています。2月のカタール1812kmレースでデビューを果たしたValkyrieは、IMSAに出場する最初のLMHであると同時に、IMSAとFIA世界耐久選手権（WEC）の両方に出場する唯一のLMHでもあります。IMSAは心強いスタートで、既に3レースで3つのポイントフィニッシュと2度のトップ10入りをアストンマーティンThe Heart of Racing（THOR）チームにもたらしています。4月のロングビーチ戦（IMSAカレンダーにおけるもう一つの100分ストリートレース）では、ロマン・デ・アンジェリス（カナダ）とロス・ガン（英国）が8位を獲得しました。両ドライバーとも、ロングビーチのValkyrieストリートレースデビューが自信を支えることになるでしょう。ロングビーチでは、ValkyrieはIMSA参戦歴がまだ極めて浅いにもかかわらず、レースのほとんどを通してGTPクラスの集団の中で他車に引けを取らない走りを見せました。ガンとデ・アンジェリスはGTDカテゴリーでも、デトロイトでアストンマーティンとTHORチームに優勝をもたらした実績を持っています。ただし、2人が初めてIMSAで組んだその2021年のレースは、今回のコースからデトロイト川を2.5kmほど下ったベル島のサーキットで開催されました。アストンマーティンTHORチーム代表のイアン・ジェームズは次のように述べています。「まだ学ぶべきことは本当に多いのですが、データ、システム、手順という面で、レースごとにチームが大きく前進しています。まったく新しい、独特なマシンで3連続ポイントフィニッシュを達成できたのは、私たちにとってこの上ないシーズンスタートであり、今後もこの調子を続けていきたいと思っています。WECでもIMSAでも、出場するレースごとに究極のペースに少しずつ近づくことができているので、ポイント大量獲得の強力なフィニッシュを引っ提げてレースウィークエンドから戻る日がやってくるのも時間の問題であるように感じています！」ハイパーカーValkyrieは、アストンマーティンとTHORによって量産モデルをベースに開発されました。競技バージョンは、レース用に最適化したカーボンファイバー製のシャシーに6.5リッターV12エンジンの改良版を搭載しています。エンジンは標準仕様では最高回転数11,000rpm、最大出力は1,000bhpを超えますが、ハイパーカーのレギュレーションに従い、500kW（680bhp）という出力制限を厳密に遵守します。アストンマーティンにとって今回のValkyrie出場は、5つの総合優勝と7つの表彰台獲得を決めたアメリカン・ル・マン・シリーズが開催された2011年シーズン以来、初めての米国スポーツカーレース最上位部門への挑戦になります。ロス・ガン、アストンマーティンValkyrie 23号車ドライバー：「デトロイトはいつでも特別な場所ですが、舞台が市の中心部に移ることで確実にレースの雰囲気が変わり、もっとストリートレースらしい感じになると思います。既にロングビーチを経験したことで、マシンが市街地コースでどのような反応を見せるかについて貴重な学びを得ていて、今週末はその情報をすべて駆使していくことになります。アストンマーティンTHORチームはValkyrieのスピードと運転のしやすさを高めるために非常に努力していて、この3カ月、前進を目の当たりにしていてとても心強いものがありました。ラグナ・セカでは望ましい方向に一歩進むことができましたし、今回も同じようにできると自信を持っています」ロマン・デ・アンジェリス、アストンマーティンValkyrie 23号車ドライバー：「IMSAのスケジュールと合わずここ数年は出場していませんでしたが、デトロイトはこれまでもいつも楽しみにしていたレースです。戻ってくることができてうれしく思いますし、過去にはロスとIMSA初優勝、翌年の2位フィニッシュと、ここで好成績を挙げています。ここまでのIMSAのレースは毎回よくなっていて、Valkyrieもスピードを上げている感じがします。これまでのレースを土台にして、ラグナ・セカ以来学んだことも取り入れて邁進していきたいと思います」アダム・カーター、アストンマーティン耐久モータースポーツ責任者：「ValkyrieとアストンマーティンTHORチームは3月のセブリングにおけるデビュー戦でトップ10入りして以来、絶えず改良を重ねていて、今回はIMSAの4戦目に臨みます。一時的に設けられる市街地コースは、今回がシーズン2度目にして最後になりますが、ハイパークラスでは他にはない課題が浮上します。そのため、あらゆる競技環境におけるマシンのポテンシャルを把握するためのデータを、より幅広く集めることができます。これまでの全レースを通して、Valkyrieの最高成績はロングビーチの市街地コースで出ています。これは、いつもと同じように今週末はさらに良い成績を出そうと頑張る私たちにとって、幸先の良い話です」視聴方法デトロイト・スポーツカー・クラシックは2025年5月31日（土）の現地時間15:40（GMT+4時間）に開始されます。IMSA TVとIMSA YouTubeチャンネルで生中継されるほか、各国の放送局による生中継も放送されます。こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。https://we.tl/oVN60Aox3Xアストンマーティン・ラゴンダについてアストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、Vanquish、DBX707に加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サステナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1&reg;チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。

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