第1回金沢大学コンテスト表彰式を開催 --「超然文学賞」と「日本数学A-lympiad」の受賞者を表彰

金沢大学（石川県金沢市）は昨年12月22日、金沢市内のホテルにおいて「第1回金沢大学コンテスト表彰式」を開催した。このコンテストは高校生を対象として2018年度に創設されたもので、「超然文学賞」と「日本数学A-lympiad」の2つから構成されている。当日は学内外から約50名が出席し、超然文学賞の小説部門・短歌部門および日本数学A-lympiadの授賞者が表彰された。なお、日本数学A-lympiadの最優秀賞・優秀賞の2チームは、3月15～16日にオランダで行われる世界大会「Math A-lympiad」に日本代表として派遣される。 このコンテストは、高大連携と入試制度改革の一環として新たに創設されたもの。「超然文学賞」は、言葉について特異な才能を持ち、日々その才能を磨き、将来「言葉の力」で世に出ることを強く望む高校生のためのもので、小説部門と短歌部門がある。「数学A-lympiad」は、世界共通の社会問題の解決に数学の力で挑戦する、国内では前例のないコンテストとなる。 いずれも「金沢大学＜グローバル＞スタンダード（KUGS）」として掲げられている人材育成の指針「自己を知り、自己を鍛える」「考え・価値観を表現する」「世界とつながる」「未来の課題に取り組む」につながっている。 表彰式では、山崎光悦学長が超然文学賞の小説部門・短歌部門および日本数学A-lympiadの最優秀賞・優秀賞授賞者に表彰状、盾、副賞を贈呈。 その後、各コンテストの実行委員長から総評が述べられ、超然文学賞の学外審査員である小説家の久美沙織氏と歌人の黒瀬珂瀾氏から各部門の講評が述べられた。 表彰式後の懇談会では、審査員と参加者が、小説や短歌を作る心構えや気を付けるべきこと、オランダで行われる世界大会「Math A-lympiad」参加へのアドバイスや抱負、意気込みなどについて語り合った。 ■第1回超然文学賞 「第1回超然文学賞」は2018年7月27日～9月28日までの期間に募集され、審査の結果、下記のとおり授賞者が決定した。【小説部門】◆最優秀賞 豊田佳那さん 学校法人高田学苑高田高等学校（三重県） 3年◆優秀賞 四日沙緒里さん 金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 3年 北本悠乃さん 石川県立金沢二水高等学校 3年◆佳作 該当なし 【短歌部門】◆最優秀賞 山本菜々香さん 石川県立金沢錦丘高等学校 2年 ◆優秀賞 番匠夏子さん 富山県立八尾高等学校 3年 原田駿さん 学校法人名古屋学院名古屋高等学校（愛知県） 2年◆佳作 平山友里夏さん 秋田県立横手高等学校 3年 樋口陽介さん 学校法人高田学苑高田高等学校（三重県） 3年 小川楽生さん 金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 3年 ■第1回日本数学A-lympiad 2018年11月18日に全国10県13会場で行われ、47チーム180名の高校生1・2年生が参加した。 審査の結果、下記のとおり授賞チームが決定。最優秀賞・優秀賞の2チームは世界大会「Math A-lympiad」（2019年3月15～16日／オランダ）に日本代表として派遣される。 ◆最優秀賞・金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 2年 吉本舜さん 2年 板坂有祐さん 2年 木村拓登さん 2年 山本京佑さん◆優秀賞 ・岡山県立岡山大安寺中等教育学校 4年 出口佳奈さん 4年 渡邉聖さん 4年 運愛斗さん 4年 樋上凌大さん◆優良賞 ・山形県立山形東高等学校 2年 植村航太さん 1年 内山観さん 1年 佐藤雅彦さん 1年 山科優希さん・富山県立富山中部高等学校 1年 伊井一馬さん 1年 浅野愛來さん 1年 鷲本謙さん 1年 金本勝大さん・金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 1年 和泉雄大さん 1年 植田将英さん 1年 大家拓巳さん 1年 ジアン・アニスさん・金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 2年 白井宏旺さん 2年 岸上航大さん 2年 小林喜大さん 2年 山本航平さん・金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 2年 助田龍弥さん 2年 中田開之さん 2年 長谷雄真さん 2年 田中郁斗さん○金沢大学コンテスト https://www.kanazawa-u.ac.jp/contest（参考）・第1回金沢大学コンテスト表彰式を開催 https://www.kanazawa-u.ac.jp/news/63321▼本件に関する問い合わせ先 金沢大学総務部広報室 TEL： 076-264-5024 FAX： 076-234-4015 E-mail： koho@adm.kanazawa-u.ac.jp【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/