『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンが手掛ける名作ドラマのリメイクに、『モダン・ファミリー』キャストが出演することが分かった。米Deadlineが伝えている。

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『モダン・ファミリー』キャストが出演

この度、ブライアンが製作総指揮を務める形でリメイクされることになったのは、米CBSにて1959年から1960年にかけて放送されて人気を博した犯罪ドラマ『タイトロープ(秘密指令)』。米Rokuにて配信予定で、『モダン・ファミリー』のフィル・ダンフィー役で知られるタイ・バーレルが出演する。

タイは、各都市を巡って様々な事件を捜査しながら、愛する人を長年探し続ける一匹狼の探偵を演じる。フィルム・ノワールの雰囲気があった元のシリーズに、ドタバタ劇の要素を加えて再構築するという。Rokuの代表は声明で「創造力にあふれた楽しい作品を通じて、タイとブライアンをRokuオリジナル作品のラインナップに迎えることができてとても嬉しいです」と述べている。

ブライアンは、ジェームズ・デガスとともに2013年に立ち上げた自身の製作会社Moonshot Entertainmentの名のもと、製作総指揮として参加。このMoonshot Entertainmentは、これまでに『スニーキー・ピート』『Your Honor/追い詰められた判事』を手掛けてきた。

ブライアンは「まさに1950年代のドラマシリーズにインスピレーションを受けて、一度すべてをひっくり返し、ドラマとしてはこれまでに見たことのない新しいバージョンのぶっ飛んだコメディを作り出すことになった」と意気込んでいる。

タイは「ブライアンやRoku Originalsとともに、最高な意味でバカげたアイデアの番組に取り組めるのはとても楽しみ」と期待を口にした。タイは主演のほか、ブライアンとともに製作総指揮にも名を連ねる。

かつて『モダン・ファミリー』のシーズン3第19話とシーズン5第10話で監督を務めたことがあるブライアン。すでに一緒に働いた経験があるタイと最高の相性を発揮してくれることを期待したい。

『ブレイキング・バッド』全5シーズンとスピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』全6シーズン、映画版『エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline