4代目となる新型は、初代以来受け継ぐタフギアとしての魅力に上質さをプラス。内外装ともに洗練された現代の本格SUVとして生まれ変わった。プラットフォームは、三菱アウトランダーなどと共有される新世代へスイッチ。軽量化を実現しながら、車体の高剛性化にも成功している。
【画像】新型エクストレイルの内外装
注目は、最新世代のe-POWERの搭載。なめらかな加速と、力強いトルク感を発揮する。発電役となるエンジンは、圧縮比を8:1~14:1で可変するVCターボだ。e-POWER用にチューニングされ、排気量は1.5L。エンジン出力が大幅に向上し、より低回転での発電が可能に。圧倒的な静粛性と力強い走りを得ている。WLTCモード燃費は、FFが19.7km/L、4WDが18.4(3列シートは18.3)km/L。
4WDには、電動駆動の4輪制御技術であるe-4ORCEを搭載。この4WDシステムは、前後2基の高出力モーターに加えて左右のブレーキを統合制御することで4輪の駆動力を最適化。あらゆるシーンにおいてワクワクした走りとフラットな乗り心地を提供する。
また、アウトドアシーンに似合うSUVとして、AC100V・1500W電源を装備したのもトピックだ。
〈文=ドライバーWeb編集部〉