株式会社バンダイから、またまた気になるゲームが発売される。その名も『棒ゲ~』。
これはなつかしい! 子どもの頃、ホウキなどの長い棒を手にすると、ついやってしまっていた、あれだ。さらに、しゃべる機能がついて、ゲームならではの楽しさがプラスされているよう。
さっそく、試してみたのだが、ひとりで遊んでもかなり燃える。基本的な遊び方は、前述したように、棒を立たせて遊ぶ、「バランス遊び」。何秒バランスよく保てるかによって、『棒ゲ~』のかけ声もかわってくる。ちなみに、男性の声がする<男トーキング>と、女性の声の<女トーキング>の2バージョンある。
私は初めてやったとき、たったの2秒でバランスをくずしてしまったため、『棒ゲ~』<女トーキング>から「しょんぼり」といわれる始末。その声にまた闘争心をかきたてられてチャレンジしてしまったりするのだ。それが何度やってもなかなか難しい。するとこんどは「ダメね」とズバリ、ダメ押しもする『棒ゲ~』。悔しくも楽しくて、繰り返してしまう。
ところで、この『棒ゲ~』を開発した経緯について、(株)バンダイ広報に問い合わせてみた。すると、「携帯電話・家庭用ゲーム機などに使用されている加速度センサーと、子どものころ学校で、掃除の時間にホウキなどを立ててバランス遊びをした経験を掛け合わせて、“しゃべる棒”で“バランス遊び”を発想しました」とのこと。やっぱり! ホウキの遊びにも由来していたのだ。
また、制作にあたって苦労した点について尋ねると、「長すぎず短すぎず、バランスを取れる長さ・重さを追求しました。こだわりの甲斐もあり、難しすぎず簡単すぎず、何度も挑戦したくなるレベルに仕上がっています」という。
たしかに、ちょうど良い長さで、「慣れればけっこう、いけるんじゃないの?」と思ってしまい、もう一回! とついついやり続けててしまう。「バランス遊び」は、広い公園など、屋外でやると気持ち良さそうだ。
さらに、『棒ゲ~』には、「バランス遊び」の他にも数種類の遊び方がある。「カチッ」という音の後に素早く『棒ゲ~』を振ってタイミングが早ければ勝ち、という「早撃ちゲーム」や、30秒間、手の平に棒を立ててバランスを保ち、バランスの取り方によって棒年齢を測定してくれる「棒年齢」、本体を軽く振って傾けると結果が出てくる「おみくじゲーム」などなど。1本で何通りも楽しめるのが嬉しい。
“棒ゲ~版ロシアンルーレット”といえる「フリフリゲーム」もあるのだが、これは複数で楽しめるのが良いところ。『棒ゲ~』がまわってきた人は好きな回数だけ振って、その後にボタンを押す。
こだわりについて伺うと、「なんの変哲もない、ただの棒が喋るというありそうでなかったものを作ったのがポイントです。声は、人気の高い声優さんである小山力也さん(男トーキング)、藤田咲さん(女トーキング)を起用しています」とのことで、しゃべり声も絶妙。
音声・効果音・BGMは100種類以上もあるのだとか。例えば、棒を振る際に「まわりに気をつけてね」と何度もいってくれる優しさもあり。一方、「棒年齢」でうまくできないと「棒年齢は90歳」という厳しい声も。まだまだ聞いていない声や音もたくさん。とにかく“しゃべる棒”というのが大きな魅力のひとつだ。
『棒ゲ~』は、ホウキ遊びをした覚えがある人はもちろん、そうでなくても、やりはじめたらきっと夢中になるはず。販売もしている『棒ゲ~ドットコム』では、スーパー・エキセントリック・シアターによる、「刑事ショッピング」という、ニセ通信販売風動画まで公開中! “マイ棒ゲ~”を持ちたくなるかも?!
(田辺 香)
・『棒ゲ~ドットコム』
これは、「棒を立たせろ!」がキーワードなのだが、まさに、手の平にバランスよく、どれだけ棒を立たせていられるかに挑戦する「バランス遊び」を楽しむゲームだ。
これはなつかしい! 子どもの頃、ホウキなどの長い棒を手にすると、ついやってしまっていた、あれだ。さらに、しゃべる機能がついて、ゲームならではの楽しさがプラスされているよう。
さっそく、試してみたのだが、ひとりで遊んでもかなり燃える。基本的な遊び方は、前述したように、棒を立たせて遊ぶ、「バランス遊び」。何秒バランスよく保てるかによって、『棒ゲ~』のかけ声もかわってくる。ちなみに、男性の声がする<男トーキング>と、女性の声の<女トーキング>の2バージョンある。
私は初めてやったとき、たったの2秒でバランスをくずしてしまったため、『棒ゲ~』<女トーキング>から「しょんぼり」といわれる始末。その声にまた闘争心をかきたてられてチャレンジしてしまったりするのだ。それが何度やってもなかなか難しい。するとこんどは「ダメね」とズバリ、ダメ押しもする『棒ゲ~』。悔しくも楽しくて、繰り返してしまう。
ところで、この『棒ゲ~』を開発した経緯について、(株)バンダイ広報に問い合わせてみた。すると、「携帯電話・家庭用ゲーム機などに使用されている加速度センサーと、子どものころ学校で、掃除の時間にホウキなどを立ててバランス遊びをした経験を掛け合わせて、“しゃべる棒”で“バランス遊び”を発想しました」とのこと。やっぱり! ホウキの遊びにも由来していたのだ。
また、制作にあたって苦労した点について尋ねると、「長すぎず短すぎず、バランスを取れる長さ・重さを追求しました。こだわりの甲斐もあり、難しすぎず簡単すぎず、何度も挑戦したくなるレベルに仕上がっています」という。
たしかに、ちょうど良い長さで、「慣れればけっこう、いけるんじゃないの?」と思ってしまい、もう一回! とついついやり続けててしまう。「バランス遊び」は、広い公園など、屋外でやると気持ち良さそうだ。
さらに、『棒ゲ~』には、「バランス遊び」の他にも数種類の遊び方がある。「カチッ」という音の後に素早く『棒ゲ~』を振ってタイミングが早ければ勝ち、という「早撃ちゲーム」や、30秒間、手の平に棒を立ててバランスを保ち、バランスの取り方によって棒年齢を測定してくれる「棒年齢」、本体を軽く振って傾けると結果が出てくる「おみくじゲーム」などなど。1本で何通りも楽しめるのが嬉しい。
“棒ゲ~版ロシアンルーレット”といえる「フリフリゲーム」もあるのだが、これは複数で楽しめるのが良いところ。『棒ゲ~』がまわってきた人は好きな回数だけ振って、その後にボタンを押す。
そこで爆発音が鳴った人が負け、というもの。すごくシンプルなのだが、大人数で盛り上がれそう。
こだわりについて伺うと、「なんの変哲もない、ただの棒が喋るというありそうでなかったものを作ったのがポイントです。声は、人気の高い声優さんである小山力也さん(男トーキング)、藤田咲さん(女トーキング)を起用しています」とのことで、しゃべり声も絶妙。
音声・効果音・BGMは100種類以上もあるのだとか。例えば、棒を振る際に「まわりに気をつけてね」と何度もいってくれる優しさもあり。一方、「棒年齢」でうまくできないと「棒年齢は90歳」という厳しい声も。まだまだ聞いていない声や音もたくさん。とにかく“しゃべる棒”というのが大きな魅力のひとつだ。
『棒ゲ~』は、ホウキ遊びをした覚えがある人はもちろん、そうでなくても、やりはじめたらきっと夢中になるはず。販売もしている『棒ゲ~ドットコム』では、スーパー・エキセントリック・シアターによる、「刑事ショッピング」という、ニセ通信販売風動画まで公開中! “マイ棒ゲ~”を持ちたくなるかも?!
(田辺 香)
・『棒ゲ~ドットコム』
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