その名も“ペレックストローチ”。なんとこれ、0.3ミリのトローチだと言う。
販売されている大鵬薬品さんに伺ったところ、これは平成15年から全国の量販店で販売を開始したもの。
さっそく買って開けてみると、トローチとは思えないペラリと薄い包み紙が現れた。
包み紙を開いてみると小指の先ほどの大きさの、薄っぺらいフィルムが登場。
まずはこれを舌に乗せてさらに口の中の上、上顎にぺたりと貼り付けるのがこのトローチの使い方。貼り付けてみても0.3ミリと言う薄さが幸いして、口の中にあってもまったく邪魔にならない。
トローチを口の中に入れたまま喋ることはもちろん、気をつけておけば水を飲むことだってできる。
ごく薄いシートなのですぐに無くなってしまいそうだが、実際使ってみると10分~20分も持続するパワー型。貼り付けている間、喉にスウスウと成分が染み出して痛みやイガイガを取ってくれるのはありがたい。
さらにこの形ならガリガリと噛むことができないため、のど飴をすぐに噛み砕いてしまうような人にもピッタリだ。
喉が痛いときだけでなく、ちょっと喉がいがらっぽい時や、さらにカラオケの際に喉が乾いてしまう……なんてときも、喋りながら、歌いながら上顎に貼り付けておけるのは大変便利そう。
ただし1日4~6回までの使用という、用法用量だけは守っておきたい。