メルボルンから車を約1時間走らせると、風光明媚なモーニントン半島に到着する。目的地である「アッシュコム・メイズ&ラベンダー・ガーデン」は、このエリアの人気観光スポットのひとつ。10万平方メートルを超える広大な庭園で、名前のとおりラベンダーをはじめ、様々な花や木々に彩られている。
ここでの人気は、なんといっても敷地内に3つある迷路。庭園の一部を使って迷路が作られており、「迷路を楽しみながら、同時に草花も鑑賞できる」というユニークなスタイルなのだ。
早速、私もチャレンジしてみることに。
……だが、迷った。ぐるぐると回った挙句に行き止まり、なんてこともよくあって、想像以上の難しさ。
続いて挑戦したのは、オーストラリアで最も古く、最も大きいという「生垣迷路」。こちらは生垣の高さが3mもあり、道も細い。先ほどに続き、だいぶ迷った末にクリアしたときは、予想以上の達成感だった。
ほかにも約3,000株、20種類のラベンダーから成るラベンダー迷路もあったが、前述の2つの迷路でお腹いっぱいになってしまったので今回はパス。
もちろん迷路のほかにも、広大な庭の散策もできるし、ラベンダーやバラを使ったグッズを扱うショップやアフタヌーン・ティーを楽しめるカフェもある。ガーデン・ツアーやラベンダー・オイルのデモンストレーションなどもあって、半日くらいはあっというまに過ぎてしまう。
自然豊かなオーストラリアらしい迷路。ぜひ一度迷い込んでみては?
(古屋江美子)