「室内のホコリが一見、綿のように見えるのは、成分の大半がふとんや衣類がこすれ合って発生する繊維クズのためなんですよ」
なるほど、綿のようなフワフワも、「灰色」を作り出すのも、多くを占めているものは、衣類や布団から出る繊維クズだったとは。
ちなみに、よく耳にする「ハウスダスト」とは、ホコリのなかでも特に1mm以下のサイズで目に見えにくく、空気中にも漂うホコリのことをいうそうで、ホコリわずか1g中に潜むのは、なんとダニ1000 匹、カビ13万個、細菌3000万個!
実に恐ろしい数字だが、では、そんなホコリはどのような場所にたまりやすいのだろうか。
「ホコリは、人が動くたびにふわふわフワフワと舞い上がって室内を移動し、部屋の四隅や家具の後ろに集まってきます。軽いホコリは高く舞い上がるので、カーテンレールの上や照明器具の上などにもよくたまります また、常に空気中を漂っているホコリは、壁面や窓ガラスのような垂直面にも付着します」
掃除をしていても、次から次へとたまってくるホコリ。毎日のお掃除の大切さを実感してしまいます。
(田幸和歌子)
知ってる!今ハナタカで丁度やってたから。