レッサーパンダの愛らしさあふれる野外教室が終了した後、デールさん飼育担当の田村さんにお話を伺った。「デールさんは人工保育で育った、世界でも数少ないレッサーパンダ。彼女が育ったエピソードを聞いて、命の大切さについて親子で考えてもらえる時間になればと思っています」と話してくれた。
ところで気になるのは、普段もやはり「デールちゃん」ではなく、「デールさん」なのでしょうか?
「ええ、デールさんですね(笑)。デールと呼ぶときもありますよ。教室の時は気分を高めてもらうため、『デール先生』と呼んだりもします」
6月からの本番では、地球環境の話も盛り込みつつ、より充実した教室にしていきたいという。
とはいえ今回の練習だけでもレッサーパンダについて、ここでは書ききれないほど多くのことを学ぶことができた。さらなる魅力に惚れ直してしまった、ドキドキの30分であった。
1年を通してこの1カ月しか行われないという、レア度の高いこの教室。レッサーパンダについていろいろ知ってる方も、そうでない方も、レッサー先生の学びの門を叩かない手はありませんよ!
(清水2000)