いまや披露宴の引き出物といえば、「カタログギフト」が主流になっているけど、これって選ぶ楽しみがある半面、かなり迷ってしまい、結局、期限ギリギリになってしまうなんてことも珍しくないのではないだろうか。
自分のまわりでも、「候補に付箋をたてまくって、その後、長期間忘れていた」とか、「ふと気づいたら期限間近で、選べず、身内にあげた」なんて人もいる。
さらには、「迷ってるうちに、期限を過ぎてしまった」なんて人もいそうだけど……。
そこで、疑問。
カタログギフトの交換の期限を過ぎてしまった場合、どうなるの? 期限が迫ったら、催促してくれたりするもの? あるいは、「期限切れの人に自動的に贈られるアイテム」なんかがあったりする?
カタログギフトでおなじみのシャディに聞いた。
「カタログギフト券は、1年間の有効期限で国に登録された前払い式証票ですので、期限が過ぎれば無効になり、ご利用はできません。ただ発行日から1年間有効ですので、発行後約3ヵ月間でほぼ100%に近い交換実績となっております」
交換の有効期限は、カタログによって、3カ月程度の短いものから、1年ぐらいのものまでと、短かったり長かったりするイメージがあったのだけど、実際は「発行日より1年間」になっているという。
統一の期限だったのですね……。
ところで、「1年間」となると、かえって交換を忘れてしまいそうな気が……。
忘れてしまう人は、どのくらいいます?
「5%前後だと思われます」
意外にも少ない!
忘れてしまう人の性別、年齢などの傾向は、
「統計をとっておりませんので、わかりません」。
ところで、忘れてしまった人にはどうしているの? たとえば、贈り主が勝手に選んだり、自動的に何かが送られるもの?
「期限が切れたからと言って、勝手に商品を送ることはございません。またフォローシステムをお使いになれば、お届け先様へは『督促ハガキ』を、贈り主様へは『商品お届け済リスト』をご郵送させていただき、フォローさせていただきます」
また、期間の延長はしていないそうだが、期限ギリギリでもインターネットで商品交換ができる仕組みがあるため、有効期限まで対応可能なのだそうだ。
ちなみにいま、カタログギフトで交換される人気商品はどんなもの?
「調理用器具など、キッチン雑貨、体組成計などの健康グッズなどが多くなっております」
自分の好みで選べるカタログギフト。
(田幸和歌子)