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夏バテ対策は“半助”で

       
いよいよ本格的な夏がやってきた。そんな夏の栄養食といえば、やっぱり土用の丑の日に代表されるように、ウナギだろう。

うな重、う巻きにひつまぶしと様々なウナギ料理があるが、実は関西方面独特の郷土料理“半助豆腐”、これもウナギ料理の一種なのだ。

そもそもこの“半助”とは人の名前のようだが、れっきとしたウナギの一部で、頭の部分のこと。この頭の出汁で豆腐を煮こんだ料理を半助豆腐と言う。

なぜこれが関西方面でのみ食されているのか、滋賀県のウナギ専門店かねよさんにお話を伺ってみた。

「これが関西で食べられるにはちょっとした理由があります。それはウナギの焼き方です。関東ではまず頭を落としてから調理します。関西では頭ごとタレに付けて焼いてから頭を切り落とすので、タレの付いた香ばしい半助が余ってしまうんですね。これがどうしてももったいない。もったいないなら食べてしまおうというのが、半助豆腐です」
そんな生まれなので、賄いや家庭料理として昔から消費されてきた料理なのだそう。

その由来は半助という人の名前であったなど、まことしやかに囁かれているが、いずれにせよ関西方面である程度のお年の方なら、「ああ、半助ね」とすんなり話が通ってしまうほどのメジャーな食べ物なのだ。
ただし残念なことに世代が若くなるほど、その知名度は下がっていく。
スーパーなどで半助付きのウナギを購入しても、調理の際にポンと捨ててしまう人が多く、「非常にもったいないです」と、ご主人。

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2009年7月23日のコネタ記事

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